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公務員警察ユニット、犬の無料ワクチン配布を解散させる


11日昼、ギャニャール県スワット村ムランティン寺院のワンティランに、(財)バリ動物福祉協会(BAWA)が来訪したのを、周辺住民は注目した。

動物の飼育と安全の為に活動しているこの財団の来訪目的は、無料で犬のワクチンを供給する為だ。

BAWA到着のニュースは、あっという間に広がった。住民たちは、それぞれが飼っている犬を連れて集まってきた。「BAWAが来た。犬に狂犬病にかからない注射を打ってくれるんだ。」と、犬を抱いてやってきた住民は言った。そして、無料でワクチンを受けられると、犬を連れた住民が列を成した。

そこに、ギャニャール県の公務員警察ユニットが到着し、無料ワクチン配布活動を中止させた。住民達も仕方なく、各家々に帰っていった。

(財)バリ動物福祉協会(BAWA)は、ギャニャール県地方事業許可に関する1994年地方自治令第5番に違反するとされた。ギャニャール県公務員警察ユニット長グデ・ダギン氏は、(財)バリ動物福祉協会(BAWA)の活動は、ギャニャール県からの動物保健サービスの許可、また、バリ州家畜局からの推薦書無く行っているものであると述べた。

(財)バリ動物福祉協会(BAWA)に対しては、注意書を与えた。「このような活動をする場合には、政府関係局からの許可が要る。狂犬病対策は、協力と調整のもとに行なうべき。」と、ダギン氏。21枚の申込用紙、及び、2枚の医療対策承諾書を取り上げた。

(財)バリ動物福祉協会(BAWA)オフィスマネージャーのグスティ・グラ・バグス氏は、確かに許可を取っていなかった事は事実として認めるが、私達が訪れたのは、狂犬病を避けるワクチンをまだ受けていない飼い犬を持つ飼い主たちの手伝いをするためで、その他の目的は何も無いと語った。


via Tribun Bali



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