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【チリ】親に置き去りにされ、犬の乳を飲んで生きながらえた子供


3日、チリのアリカ市の修理工場で、両親に置き去りにされた2歳の子供が、裸で汚れた状態で発見された。この子供が生きながらえたのは、偶然妊娠中だったメス犬 ’レイナ’ の乳を飲んだからだ。

現地メディアの報道によると、この子供は食べ物もきれいな水も与えられていない状態で、置き去りにされたという。

この子供は、レイナの飼い主ローリー・エスクデロ氏によって発見された。「私の犬は今、妊娠しており、お腹をすかせたこの子供が乳を飲む為に、私達の犬の乳首を吸ったようだ。私も女であり母親であるから余計にそう感じるのだろうが、誰でもあの状態を見たら、本当に悲しい光景と感じるだろう。」とローリー氏。

この子供が飼っている犬の乳に吸い付いているところを見たローリー氏は、すぐに警察を呼び、警察は子供を病院に搬送した。

現地警察所長ディエゴ・ガジャルド氏によると、子供の特徴はまさしく親から見捨てられ置き去りにされたと思われる姿で、通りかかった住民も、この子供が犬の乳首に貪欲に吸い付いていたのを見たという。

子供は病院に運ばれ、栄養失調、皮膚病、髪の毛が固まるなどの症状が見られた為、治療が必要とされた。一方、警察はこの子を置き去りにした両親を捜索した末、母親を発見した。母親は病院に子供を見舞いに訪れたが、酷く酔っ払った状態であった。しかし、警察は子供の体に暴行した後が見られないことから、逮捕には踏み切れなかった。

この両親が子供を置き去りにした理由については、はっきりしていない。チリ児童保護委員会マルセラ・ラブラナ氏は、貧困生活で汚れた田舎町に暮らす住人が千何百人もいるアリカでのこの事件は、本当に恥ずかしいことだと述べた。

現在この子供は病院での治療を終え、現地の福祉施設に収容されているという。


via Tribun Bali



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