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数千人のヒンドゥー教徒がタナロット寺院で祈祷


数千人のヒンドゥー教徒が、タナロットに押し寄せた。観光客は、めったに見られないこの瞬間を収めようと、カメラを向けた。国内・海外からの観光客らは、ヒンドゥー教徒らに混じって、海岸沿いで共に祈祷に参加した。

タナロット観光地オペレーション・マネージャーのトヤ・アドゥニャナ氏は、寺院設立記念儀式は、観光客にとって珍しく魅力的な光景のようだ。この儀式を見る為に、長い時間待っていた観光客もいるくらいだと、述べた。「祈祷に訪れる地元住民は、干潮になる早朝午前4時-8時が殆どだった。タナロット寺院でのプジャワリと言う儀式は、24日、午前1時-午後11時の間、ブラバン村のプマンクーの先導で行われた。ピークは午後4時から夜まで。ブラバン村の青年部が、無償で21日から交代で手伝ってくれた。」と、同氏。

23日には、全てを浄化するための‘ングベジアン・イダ・ブタラ’という儀式が、午後3時から行なわれた。

ヒンドゥーの聖地であり、且つ、有名なバリの観光地であるタナロットは、バリ島を訪れたら一度は必ず訪れるべきである、ユニークでミステリアスな場所である。16世紀の遺跡である古い寺院の持つ魅力は、国内・海外からの観光客の心を掴んできた。

タナロット寺院は、バリの六大寺院の一つで大きな聖地である。観光地としても、歩道のアスファルト化、広い駐車場、自然を生かした環境で、観光客が安心して過ごせるように整備された。沢山ある観光地の内、最も訪問客数が多いのがタナロットである。

海に反射する真っ赤な夕日を背景に、寺院のシルエットが浮かび上がる、昔から変らないタナロットの風景は、今も昔も世界の人々の心を魅了し続けているのである。


via Antara Bali



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湾岸埋め立て計画反対抗議運動にクルンクンの若者も


ベノア湾岸埋め立て計画に対する抗議運動は、更に広がっていった。一週間前には、クルンクン県レンボンガン島の数百人の住民が反対の意向を示し、この行動はクルンクン県内にも益々大規模に広範囲に広がりを見せているのだ。

28日、クルンクン県ゲルゲル村・トジャン村地区では、クルンクン県内の様々な職業や地位の住民がワトゥ・クロトック海岸に集結した。朝7時頃集まった住民らは、初めに全員で祈祷を行った。その後、若い世代の多いこの数百人の集団は、黒い砂のワトゥ・クロトック海岸に打ち上げられたゴミの一つ一つを拾っていった。

「この運動を通し、クルンクンの住民が皆、環境に対して心を配ることを期待する。我々も、政府の人々を喚起し、我々の慣習村の指導者らも、バリの自然を破壊する湾岸埋め立て計画に反対の声をあげる勇気を持ってもらいたい。」と、この抗議運動のコーディネーターのグデ・アルタ・ドゥウィパ氏は述べた。


清掃活動が終わると、参加した数百人の住民らは、ベノア湾岸埋め立て計画反対の意向を固めた。クルンクン県の若者の名の下に、政府役人ら、及び、地元慣習村は、彼らの声に耳を傾け、クルンクン県がベノア湾岸埋め立て計画反対の為の意向を示す事を望むというものだ。彼らが言うには、他の慣習村がベノア湾岸工事計画に対する反対の勇気ある意向を示しているにも関わらず、クルンクンの慣習村だけが現在まで意向を示していないという。

「我々は、現状を見ることが出来る。バリ島の南海岸にあるこのクロトック海岸は、浸食が進みひどいコンディションになっている。もし、計画通りベノア湾が埋め立てられたら、今後、どうなっていくのだろう?必ず、バリの環境にも社会にも問題が起こり、損害を被ることになるだろう。バリは、文化の観光地として押し出すべきであり、埋め立て観光地ではないはずだ。」と、グデ・アルタ・ドウィパ氏。


via Tribun Bali



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湾岸埋め立て反対抗議集団、沖で外国豪華客船の注目浴びる


28日、バドゥン県タンジュン・ベノア沖へ繰り出したボートは約500隻。それに、乗り込んだベノア湾岸の4つのバンジャールからの住民総数はおよそ1,200人に上り、沖合いに着いたところで‘ベノア湾岸埋め立て反対’の声をあげた。

ベノア湾岸700ヘクタールの埋め立て工事計画への抗議行動には、子供から婦人らまでが参加。ボートの列は、タンジュン・ベノアの海岸から、PT. TWBIによって埋め立てられようとしているベノア湾地域までの波間を進んで行った。

住民らは、午後1時半から始まった平和的抗議活動の中で、バリの海洋生態系、及び、バリの自然を破壊するといわれる湾岸埋め立て工事を中止するよう、声をあげたり湾岸工事反対を掲げた旗や横断幕をはためかせた。


海上警察部隊も、治安に努めた。抗議運動を繰り広げていた住民は、途中で拡声器を使い、バリ島に寄港した外国豪華客船に向かって説明した。彼らは、この平和的抗議行動は、バリの自然を脅かすベノア湾岸埋め立て工事計画に対する反対住民の抗議運動であると説明し、呼びかけた。


「ご乗船の皆様、我々は皆さんの休暇の邪魔をしようという目的は全くありません。これは、ベノア湾で遂行されようとしている計画に対する、住民の運動です。湾岸埋め立て反対の、住民の表現なのです。ご理解ください。」と、埋め立て反対住民は、観光客が怖がらないよう配慮した。



via Tribun Bali



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山あり谷あり!バリ島ドタバタ移住物語 ~第四話~



第三話はこちら


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のりおは、営業の際に知り合ったカフェを経営している日本人に、インドネシア人の従業員の事を相談した。

実は、先日無断欠勤した子は、1週間経った今も出勤して来ないのだ。

このカフェを経営している方も、最初は同じような事で悩んでいたのだという。

「のりおさん、インドネシアでスタッフを雇う時は、色々気にしないとならないことがあるんですよ。」



教えて!お助けキンタ!

「インドネシアで従業員を雇う時の、労働規則と給料はどうするの?」


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僕の名前はキンタ。アグン山の麓からやってきたキンタマーニ犬。
バリ島で困った事があったら、僕に任せて!!



「インドネシアの労働法をよく調べた上で、宗教事情を考慮し、労働規則を決めましょう



インドネシアでスタッフを雇う時、文化の違いや宗教の問題等、日本とは異なります。
インドネシアの労働法をよく調べ、労働規則を決めましょう。


また、バリ州はヒンドゥー教徒が約90%を占める為、宗教事情も考慮する必要があります。


-インドネシアの労働法

インドネシアの労働法は、日本とはかなり異なります。
以下のページで詳しく確認出来ます。

「現地人の雇用」詳細 について ―JETROより


この他に、バリ州ならではの注意したい点もあります。

◆祝日について
バリ州はヒンドゥー教徒が約90%を占める為、企業により祝日は異なり、国で定められた祝日に則っている企業もあれば、国で定められた祝日の他に、ヒンドゥー教徒の祝日をプラスする企業もあります。


ホテルや旅行会社等の観光業では、スタッフが事前に希望を出し、調整しているところが多いです。また、有給休暇から祝日を出すところもあります。


◆お祈りについて
バリ州では、会社を建てるときは、家寺や神棚を備えるのがいいとされます。
ヒンドゥー教徒のスタッフは、毎日お供えをします。
会社の為のお祈りでもあるので、このお供え物にかかる費用は会社から出します。


-トラブル事例


◆早く出社したスタッフが他のスタッフのタイムカードを押してしまう
→不正を無くすために、タイムカードは指紋認証の機械が有効です。インドネシアでも多くの企業が取り入れています。


◆遅刻が多い
→渋滞や寝坊、その他の個人的な事情等での遅刻については、罰金制度を設けているところが多いです。


◆明日からお祭りがあるので休みたい
→突然の欠勤を防ぐ為、休暇申請は申請期日を決めましょう。



◆ボーナスって?
インドネシアにはTHRTunjangan Hari Raya)と呼ばれる、賞与制度があります。
対象者は、継続して3ヶ月以上働く従業員で、ジャワ島等ではレバラン手当と呼ばれており、最低1ヶ月分支給するように政府は通達を出しています。

渡す時期は、それぞの会社が決めることが出来ます。年末に支給する会社や、各スタッフの宗教毎(ガルンガンの前、レバラン休暇の前、旧正月前など)に支給する会社など、それぞれです。



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その頃、島夫婦はバイパスで警察の検問に捕まっていた。

島夫婦のバリ島での足は、TOYOTAAVANZAだ。
警察に国際免許を見せたのだが、インドネシアでは日本の国際免許は使えないと言われ、その場で25万ルピアの罰金を払った。

友人は国際免許で運転していて、警察の検問でも大丈夫だったと言っていたのだが、それを警察に言っても認められなかった。

家に帰って調べてみると、正式には使えないというではないか。
検問の警察官によるのか?

正式なインドネシアの免許を取りたいが、どうすればいいのだろう。


一方、ハウ子は無事にビザが取れ、ウダヤナ大学のインドネシア語コースへ通い始めた。

同じクラスには、ヨーロッパ、アメリカ、中国、そして韓国からの留学生がいて、色んな言葉が飛び交っている。みんなインドネシア語初心者だ。

別のクラスには、日本から留学で来ている子もいるみたい。

これからどんな大学生活が始まるのか、楽しみだ。



続く・・・




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ルドルフ・ボネ、その生き様とバリ芸術発展への功績


ヨハン・ルドルフ・ボネ(オランダ・アムステルダムに1895年3月30日に生まれ、1978年4月18日オランダ・ラレンにて死去、享年83歳)は、オランダ国籍の画家であり、バリでは画家として、また、芸術家として、その人生の大半をバリ島ウブド村で過ごした。彼は、インドネシア、特にバリ島の絵画芸術の発展に貢献した多くの外国人画家の一人として知られている。

1920年代、バリの珍しい文化に魅了され、多くのヨーロッパの画家が絵を描くためにバリ島を訪れた。バリへ行った他の多くの芸術家の奨励も、ボネの興味を引いた。ニアス島に出掛けた際、ボネはバリ島も訪れた。1929年の事である。そして、そこに滞在し、絵を描き始めた。

ボネは早くから舞踊・アラック文化・儀式のとりことなり、定住する事を決めた。ギャニャール県タンパクシリンに2ヶ月逗留した後、ウブド村プリアタンの村長から一軒のパビリオンを借りた。この村長を通して、彼は周辺の有名人を紹介された。ドイツ人の画家ウォルター・シュピース(1895-1942)、ウブド王宮の王子チョコルダ・グデ・ラカ・スカワティ、及び、チョコルダ・グデ・アグン・スカワティ(1931-1950年のウブド王で1978年死去)などである。

彼らは、その後気の合う仲間となり、シュピースがチャンプアンの新しい住まいに移転した時、ボネはウブドのシュピースが住んでいた場所に絵画スタジオを構築した。その後、同い年だが、ボネより先にバリに住みはじめたシュピースと近しくなり、共に働いた。シュピースは、ボネが容易に絵を描けるよう設備を整え、絵のテーマを探す為、シュピースとボネは、社会に関わるようになり、長年に渡りバリのアートライフに大きな影響をもたらした。

彼らは、バリピタマハ芸術家協会を構築した。ルドルフ・ボネとウォルター・シュピースは、その当時、キャラクターと極性の違うバリの同性愛者の外国人を代表した。シュピースはバリの住民に大変栄光のある人として知られ、一方ボネは計画に対し、思考的で真剣なタイプとして知られた。ボネの絵画とデッサンに描かれる顔は、縦長で、直接的な表現をする傾向があり、伝統的な絵画の影響が強く、絵画のインドネシアらしい作品の中での美しさを表現したがっているようだった。

ボネとシュピースは共に、バリの絵画芸術を世界に知らしめる事に多大な貢献をした、バリピタマハ芸術家協会を設立した。彼らはその団体で、バリの絵画芸術の中心と呼ばれ有名になった‘ウブド’を構築することになる、当時のバリの若い芸術家を鍛錬したのだ。

ボネのバリの住民、及び、彼らの芸術への貢献の証拠は、ウブドに設立された‘プリルキサン美術館’からもわかる。プリルキサン美術館は、裕福な芸術家によって建てられた美術館ではなく、この美術館のコレクションの為に、自身の作品を寄贈したボネの努力の賜物なのである。ボネの絵画作品はアグン・ライ美術館とネカ美術館でも鑑賞する事ができる。


via Sejarah Bali



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バリ中部の森林を元の姿へ


中部バリ森林管理技術実施ユニットと、中部バリ地域森林業者団体は、26日、ブレレン県スカサダ郡スラット村バンジャール・トゥカッド・ジュウックの森で、共に木の苗を植樹する活動を行なった。この活動に、ブレレン軍事地区コマンド1609隊 とブレレン記者協会も植樹の手伝いに加わった。

中部バリ森林管理技術実施ユニット長イルワン・アブドゥラー氏は、今回およそ1万1,000本の様々な種類の木の苗を、25ヘクタールの森林に植えたと述べた。この森林地域は、数年前に大規模に行われた違法な森林侵略による伐採の結果、ほとんど木がなくなっている状態にある。

その後、この森林の一部は既にアジサイの栽培農園としてそれなりに利益が上がっていたが、中部バリ森林管理技術実施ユニットは、時間をかけて説得し、以前違法な伐採に加わった住民を、昔の木の生い茂った森林だった状態に取り戻すためのリハビリに誘ったのだ。

「伐採された地区を目標に、村組織を通じて付近の住民を説得してきた。森を元の姿に取り戻すリハビリ活動を共にしていく時が来たと思っている。」と、イルワン氏。活動の一つが、森林地域をリハビリを通して住民と共に護っていくというものだ。周辺住民は、少しずつ森林の重要な役割について目覚め始めた。以前は、違法な伐採を止めさせる為に彼らを追っかけてきたが、木材を手に入れるための伐採は、今ではなくなったという。

植樹をすれば、植樹したものに恵みが与えられる。例えば、果実の木を植えれば、果実が収穫できる。「彼らに、木を植える事がいかに大事な事かを伝えてきた。植樹する木には、果実の木も含まれている。果実が実ったら、住民がその実を取っても良いが、木を切る事は禁止である。例えば、ドリアン・マンゴスチンなどで、住民が収穫を楽しむことが出来る。」と、イルワン氏。

ワナギリ村のワナムルタ森林業者組合長ワヤン・カルディ氏は、82人の組合員と共に様々な木々を活用しているという。昔は森林の木を伐採する住民が多かったが、今はいない。「チーク(ジャティ)・マホガニ・ティンキの木の苗を育てながら、森を護っている。大分大きくなってきて、あと数年で収穫できる。元の森林の姿に戻さなければならない。」と、カルディ氏。


via Tribun Bali



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バリの悪質な両替所、オランダで報道


バリ州警察広報課長警察長官ヘリー・ウィヤント氏は、26日、インドネシア銀行とバリ州警察の合同チームが行った調査結果は、まだ出ていないと述べた。これは、外国貨幣の取引をする、いわゆる、両替所と外国為替支払いシステムでの犯罪行為予防に関する、インドネシア銀行・バリ州警察による調査のことである。

オランダのジャーナリストが、無認可両替所が実際に不正行為をしているところを調査ビデオとしてを撮ったものをユーチューブで流し、オランダのテレビ局SBS 6の‘Oplichters in Het Buitenland’という番組で言及したことに対して、対応したものである。

無認可両替所では、提示された両替レートに従わないという不正行為をし、両替中の旅行者の注意をそらせながら、相手からは見えない店員の足元に数えながら落とすため、旅行者の手元に渡された時には既に両替金額より不足しているというトリックを巧みに使う手口だった。

ウィヤント氏は、その調査ビデオなるものはかなり古いもので、警察側も無認可両替所を捜査していると説明した。インドネシア銀行とバリ州警察の特別チームによる捜査なので、摘発された両替所は既に店を閉めている。しかしながら、手品のような手口については、現在も調査を進めていると、同氏。


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毎週末アートセンターで芸能公演開催!


バリ州政府は、今月27日から年末の12月9日まで、デンパサールのアートセンターでバリ ・マンダラ・ナワナトゥヤ‘週末の芸能公演’を開催する。この活動は、バリの若い芸術家に活躍と発表の機会を与える、バリ州政府の画期的な企画である。

これは、バリ州文化局長デワ・プトゥ・ブラタ氏が、25日にデンパサール市レノンで開かれた記者会見で発表したものだ。バリ・マンダラ・ナワナトゥヤ‘週末の芸能公演’は、芸術文化を開花・維持に努めるバリ州の重要な企画であると述べた。この活動は、これまで行われてきたバリ芸術祭(PKB)と、バリ・マンダラ・マハランゴという2大芸能イベントを更に充実させるものだという。

このバリ・マンダラ・ナワナトゥヤ‘週末の芸能公演’を加えた3大芸能イベントは、それぞれに特徴がある。PKBは、伝統芸能のために広く門を開き、芸術文化の維持に焦点を当てている。一方、バリ・マンダラ・マハランゴは、民間に人気のある芸能を披露するというものだ。新たに加わるバリ・マンダラ・ナワナトゥヤ‘週末の芸能公演’は、革新的でコンテンポラリーな性格を持つ芸能にチャンスを与えるというものである。

‘ナワナトゥヤ’の‘ナワ’とは9と言う意味であり、‘ナトゥヤ’とは‘舞台上の表現’と言う意味である。‘ナワナトゥヤ’という名前の選考に関しても、ユネスコで無形文化遺産として認められたバリの9種の舞踊に対する感謝からきている。「開会式では、この9種の舞踊を舞台で披露する。」と、同氏。

バリ・マンダラ・ナワナトゥヤ‘週末の芸能公演’は、毎月テーマが変わる。3月は‘ボンドレス’公演、4月は芸術大学学生による公演に当てられる。5月は文学公演、6月から8月は、バリ芸術祭とバリ・マンダラ・マハランゴ公演がある為、休憩。9月・10月は、‘チャック’と映画。11月は‘創作パフォーマンス’、12月は‘コンテンポラリーアート’を企画。その他、人気の高いワヤン・チェン・ブロン、バリミュージック、ファッションショー、ジョゲッ・ブンブン、演劇と舞踊、子供創作芸能フェスティバルなども催される予定。

バリ・マンダラ・ナワナトゥヤ‘週末の芸能公演’は、毎週金曜・土曜・日曜の午後8時よりデンパサール市アートセンターにて開催されるので、是非観に行って欲しい。なお、開会式は2月27日(土曜日)午後7時半からアートセンター内屋外ステージ アルダ・チャンドラで行われる。




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‘トゥユール’の仕業だと思われたマス村の盗難事件の犯人は・・・


‘トゥユール’という言葉、聞いた事があるだろうか。‘トゥユール’とは、日本で言えば‘座敷わらし’のような子供の化け物で、通常は人間の目には見えず、家に棲みつき家を守るが、子供なのでちょっとしたいたずらをする。

家の中に置いておいた金や物、又は、食べ物等が突然無くなったりすると、バリの民間では昔から‘トゥユールの仕業(いたずら)’として、解釈されてきた。その‘トゥユール’が、現在でも噂の的になってしまう事件が起こった。

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数日前、ギャニャール県ウブド郡マス村で、連続盗難事件があったというニュースが広がった。12軒に泥棒が侵入したというものだ。不思議なのは、犯人はドルもあるのに、それには見向きもせず、何故かルピアだけを盗んでいる。これは、妙な話としてオカルト話のように住民の間でささやかれていった。

この事実を、ギャニャール県警犯罪捜査課ユニット長第二警部グスティ・ングラ・ウィナングン氏が認めた。「住民は、金が盗まれたのは‘トゥユール’の仕業だと思っている。他の現金もあったのに、ルピアだけ取られていて変だからだ。」と、25日述べた。

盗みは一軒終わるとまた一軒と同じ内容で続いていった。‘トゥユール’がいるという疑いは、住民の中で益々膨らんでいった。この話は、ギャニャール県警が現実の犯人を捕らえるまで、殆ど確証を持って信じられた。そして、‘トゥユール’の噂は、一人の中学生MDが捕らえられてやっと収束した。

補導されたのは、ブラバトゥ郡ブルアン村バンジャール・グタス・カンギン出身の16歳の中学生MDで、24日夜、ラヤ・ブルアン通りでオートバイに乗っていたところを捕らえられた。実はMDは、以前にも同じ事件で補導されていた。まだ未成年ということで、警察は家族に引き渡し、厳重に指導するよう言い渡しただけであったが、今回また繰り返したことが発覚した。

ギャニャール県警で、 MDは無邪気に自白した。初めて盗みに手を染めたのは小学校6年生の時で、味をしめたらしい。「一人でやった。鍵の閉まった空巣を狙った。鍵をこじ開けるのにナイフを使った。」と、無邪気に答えた。

‘トゥユールの仕業’ではなくなってしまったが、現代でも、もっともらしく通用してしまうところが、まことにバリらしい話である。


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物乞いに出る者は、村から懲罰


カランガッサム県ムンティ・グヌンからの浮浪者や物乞いには、もし物乞いをやめなければ、村の慣習に従った懲罰が与えられる。

「ムンティ・グヌンの浮浪者や物乞いの社会問題は終わりを見ない。慣習村との調整で、物乞いを生活の糧にしている者には懲罰を与える。ムンティ・グヌン地区が開かれ繁栄するよう、一歩を踏み出した。」24日、アンラプラでカランガッサム県副知事イ・ワヤン・アルタ・ディパ氏は述べた。

ムンティ・グヌンは、クブ郡西ティアニャール村にある一つのバンジャールである。バトゥール山の北東、険しい山の麓に位置している。「これまでは物乞いする事で生活していたが、これからは他の地域の住民と同じように仕事で生計を立てるようにしていきたい。」とアルタ・ディパ氏。

浮浪者・物乞い問題の他、カランガッサム県の問題は、乾燥ぎみな土地と丘陵地形にある。毎年、浄水が不足する。特に、クブ、ブヌタン、スラヤ地区など丘陵地帯が被害に遭うという。

カランガッサム県の広さは、8万3,954ヘクタール(バリ島の14.9%を占める)。8つの郡から成り、3つの区、78の村、581のバンジャール、190の慣習村と605の慣習バンジャールがある。人口は47万1,820人。高度貧困は2005年に2万5,900人だったが、2013年には2万7,800人と増加しているという。


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サンラ病院で運転手のいない車がオートバイに衝突


24日、一台の車がサンラ国立総合病院エリアでオートバイにぶつかった。

心臓専門科の建物の前に駐車中のスズキ・エスクードは、運転手がいないのに勝手に動き出し、駐車場から外に出ようとしていたオートバイに衝突したのだ。

突然の衝突音に驚いた周囲の人々は、助けに駆けつけた。オートバイに乗っていた母子が倒れたからだ。

調査に調査を重ねた結果、車の所有者は、ハンドブレーキの引きが甘かったため、駐車状態であったが走り出したと状況を認めた。「患者を迎えに行こうとして、心臓専門科の建物の前に駐車をした。ハンドブレーキを引いておいたが、引きが甘かったようだ。しかし、駐車する時ギアは入れていない。」と、車の所有者は説明し、足や腕に怪我を負った母子に謝罪した。

オートバイの運転手デシさんは、後ろに子供が乗り終えるのを待っていたところだったが、そこに車が自分たちに向かってぶつかってきて、避けることができなかったと、怪我をした腕を押さえながら言った。



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デンパサールで馬車のコンテスト開催


24日夕方、デンパサール市政府は、市運輸局を通して、装飾をつけた馬車のコンテストを行った。この装飾馬車のコンテストは、第228回デンパサール市創立記念にちなんで、また、伝統的な交通機関の存在を維持する目的で開催された。

「大昔からこのような伝統交通の方法があったことを、子供たちにも是非紹介したい。」デンパサール市運輸局長イ・グデ・アスティカ氏は述べた。

乗客を乗せる台座の周りを椰子の葉などで飾って、颯爽と姿を変えた馬車は51台。それぞれの馬車に乗車する者も、ヒンドゥーの衣装ウドゥンをかぶったり、イスラムの衣装ジルバブをかぶったりと着飾った。

コンテスト参加馬車の走行ルートは、ププタン広場から始まり、スギアニャール通り、ハサヌディン通り、グヌン・バトゥール通りから北上し、スティアブディ通りに抜けた。ストモ通りの交差点で、ガジャマダ通りを通って、再びププタン広場に戻った。


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妻の笑顔が見たい、夫が植えた数千本の愛の芝桜


地元紙Tribun Baliが、日本の黒木夫妻について紹介しています。

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黒木夫妻は、日本のとある簡素な村の農業従事者である。夫婦は1956年に結婚、その後2人の子供に恵まれた。質素な生活でも、愛情溢れる家庭を築いた。

定年の時期が来たら、一緒に国内旅行をするというのがこの夫婦の夢だった。しかし、二人で日本中を旅するという夢は、夫人が糖尿病を患い、それが原因で失明してしまったことで、一気にしぼんでしまった。夫人が失明したのは、夫人が52歳の時。それからというもの、日々の活動さえままならなくなり、農業の仕事もできなくなると、彼女は彼女自身を隔離するかのように引きこもってしまった。

夫の黒木氏は、夫人のそのような姿を見ると悲しくなったが、そのまま悲しみに押しつぶされてはいなかった。黒木氏は考えた。どうしたら、仲間や他の人々が妻の元を訪れてくれるか、そして、妻が失明によって疎外感を感じないようになるかを。そして、黒木氏は、庭に咲くピンク色の芝桜に目をやった。この花は、見た目が可愛いだけではなく、いい香りがするということに、この時、初めて気付いたのだ。

それから2年間、黒木氏は家の庭に数千本の芝桜を植え、やがてそれは、まるでピンク色のタペストリーを敷き詰めたように咲き誇った。黒木氏の努力は無駄ではなかった。夫人は、外に出て匂いをかぐと、喜びの笑みを見せたからだ。

夫人はもう孤独でなくなった。家の前に美しい花の園ができたからだ。それだけではない。この花園は、日本全国からの観光客を誘致する管理者をも魅了し、全国にこの情報を広めた。毎年春になると、黒木夫妻の花園を一目見ようと、およそ7,000人もの観光客が訪れるようなっている。


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これが‘ニュピ’の正しい過ごし方


パリサダ・ヒンドゥー・ダルマ・インドネシア(インドネシア・ヒンドゥー教中央機関)、バリ州ヒンドゥー教最高協議会は、3月9日にやって来るサカ暦1938年の新年‘ニュピ’を迎えるにあたり、聖なる日‘ニュピ’についての指針を公布した。

「この指針は、‘ニュピ’を迎えるにあたり、その遂行の仕方についてバリ州ヒンドゥー・ダルマ考察団体ウェラカ・フォーラムでの協議の結果、出されたものである。」 と、23日バリ州パリサダ・ヒンドゥー・ダルマ・インドネシア議長イ・グスティ・ングラ・スディアナ博士は発表した。

ングラ・スディアナ博士は、「聖なる日‘ニュピ’は、ヒンドゥー教で信じられる神聖な神仏‘プラティマ’を浄化することを意味する、‘ムラスティ’の過程から始まる。この儀式は、3月6日から8日までの3日間で行う。」 と述べた。‘ムラスティ’が終わったら、‘バタラ・ニュジェール’の儀式をそれぞれの村のプラ・デサ/バレ・アグンで行う。その後、‘タウール・カサンガ’と呼ばれる生贄の儀式を、‘ニュピ’の前日夕方に行なう。

‘タウール・カサンガ’は、ブサキ寺院でバリ州レベルも行われ、各県・市レベル、各村々・バンジャールレベル、各家庭レベルという風に段階別にも行われる。この儀式の意味は、神・自然環境・人が互いに調和し、バランスの取れた関係の向上を目指すものである。

過程の最後に行われる‘タウール・カサンガ’の儀式に続いて行なわれるのが‘ングルプック’で、悪霊払いと共に、住民の生活環境にいる目に見えない存在‘ブタ・カラ’のネガティブな影響と、全ての強力なエネルギーを中和するという意味がある。

翌3月9日は、サカ暦1938年の新年‘ニュピ’であり、バリヒンドゥー教の義務として行われるニュピの‘チャトール・ブラタ(四つの禁止事項)’を遂行する。四つの禁止事項とは、①日頃の活動・仕事の一切をしない(アマティ・カルヤ)、②火や明かりを灯さない(アマティ・グニ)、③外に出掛けない(アマティ・レルンガン)、④楽しみ・レクリエーション・熱狂的な行動の一切をしない(アマティ・レラングアン)の四つを指す。

この四つの禁止事項は、各村で調整され、バンジャールの治安組織プチャランによって、厳しく管理される、と、ングラ・スディアナ博士。


via Tribun Bali



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象がサヌールのゴミ拾いに参加


23日、2頭のスマトラ象が、サヌールのムラスティ・ビーチでの清掃作業に参加した。真っ白い砂のムラスティ・ビーチで、ギャニャールにあるバリサファリ&マリンパークから連れて来られたメス象テレサとムルニの2頭は、海辺とその周辺のゴミ拾いをした。

象使いの指示に従って、彼らはビニールゴミを次から次へと長い鼻ですくっては、それをゴミ袋に納める象使いに渡していった。

バリサファリ&マリンパーク、及び、天然資源保全機構は、‘ゴミの日’にちなんで、象を参加させた海岸清掃活動を行なった。生物多様性保全ディレクターのハヤティ・バンバン・ダホノ・アジ氏は、‘ビニールゴミのない美しい観光’と銘打った、海岸清掃活動への2頭の参加に感謝した。氏は、この活動が住民や観光客の覚醒を促し、清潔な環境の向上に努めたいと述べた。

人間の心無い行為に、象まで借り出されているのだ。


via Tribun Bali



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買い物用ビニール袋の有料制、バリ州はまだ公布なし


今月21日から6月5日まで、ジャカルタ、及び、22の市と1つの州で、買い物ビニール袋の有料化を試行することになった。これは、生活環境・森林省、及び、インドネシア小売業協会の合意の上で行われることになったものだ。

しかし、バリ州政府は、消費者が近代市場で買い物をする際に、今まで無料でもらえていたビニール袋が有料制になるという内容の公布を、まだ公に出せないでいる。バリ州生活環境機構長グデ・スアルジャナ氏は、22日、デンパサールで、バリ州政府は公布を早急に出す予定であり、公布が出てから一週間後から実施されると説明した。バリでのビニール袋有料をいくらに設定するかまだ決定していないが、中央政府では200ルピアとなっている。

「公布後は、住民はビニール袋を購入する義務はない。買い物に行った時に、袋を持っていなくて欲しい場合に有料で提供されるという意味だ。だから、自分で袋を用意すれば、購入の必要は無い。」と、スアルジャナ氏。一方、ローカル市場については、各県知事、市長が集まって決議中である。

バリのゴミ処理問題は深刻であり、河川から集められるゴミは毎日4メートル四方のキュービックが出て、その11%がビニール袋のゴミだという。河川からのゴミは海に流れ、海が汚れる。

このビニールゴミを最小限に抑える為、22の河川が流れるその地域の県や市のうち、4つの川がゴミをさらう道具を備え付けている。しかし、これもさらったゴミの収集が遅れたり洪水になった際は、問題となる。これらを解決する手立てとして、スアルジャナ氏は、河川のそばの住民の生活スタイルを変える事が効果的で、河川にゴミを捨てる習慣をまず無くす事だと述べた。


via Antara Bali



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