Powered by Blogger.

バリに精神病者350人が拘留・隔離、財産問題もあり


精神科専門医スリアニ博士は、バリ島で拘留・隔離されている精神病者は、恐らく350人に上るとみている。その内、80人は薬品による治療を受け、自由に生活している。この合計数の中には、財産分与の為、受取人らによって拘留・隔離させられているものもいる。

「バリ島で拘留・隔離されている患者の家族は、経済的に潤っている家族もあり、逆に、貧困家庭の場合もある。」と、2日、2017年拘留・隔離開放デスカッションの席でスリアニ博士が述べたものだ。

経験を基にしても、家族が政府からの援助を受けたいが為に、精神病患者を故意に拘留・隔離する例を見つけた。その他、精神病者が暴れないよう、或いは、外出先で不測の事態を起こさないようにする理由で拘留・隔離する場合もある。

バリ州地方議会第4議会ニョマン・パルタ氏は、精神病者に対する拘留・隔離問題をなくしていくように対処していきたいと述べた。バリ州保健局、及び、福祉局は、早急にデータを取り、正確な数を調べ、この問題を解決するプログラムを進めることが望まれる。

この会議の中では、バリで拘留・隔離されている精神病者の姿を写した、ルディ・ワイスナワ氏の写真の数々も展示された。バリ精神病院副院長イ・デワ・グデ・バスデワ氏は、「2013年には精神科医は2人しかいなかったが、現在は6人まで増えた。4人増えた事で、患者を診るのに大変助かっている。」と述べた。同病院の患者数は337人。ベッド数は400台で、2ヶ月の入院まで認められている。


via Tribun Bali



0 コメント

参加ユーザー

ブログ アーカイブ