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偽札を配った男、住民達に殴られバイクも燃やされる


タバナン地方総合病院救急のベッドの上で、東ジャワのパスルアン出身のミスナディ(43)の腕には点滴が、そして、仲間のマラン出身のマリヨノ(47)は、力なく横たわっていた。

この二人は、14日午前11時半、タバナン県東スレマデッグ郡タングン・ティティ村バンジャール・クボンで、10万ルピアの偽札を配ったと疑われ、‘泥棒!’と叫ばれた為、住民によって殴られたのだ。それだけではなく、彼らが乗っていた赤い色のオートバイも燃やされ、骨組みしか残っていない。

ミスナディは、タバナンのプシアパン地区で‘チチャ・イジョ’という種類の鳥を売った際、ある男から偽札50万ルピアを得たと14日、告白した。仲間と共に、タングン・ティティ村に何をしに来たのかという尋問に対し、ミスナディは、鳥を探しているのだと答えた。

医師は、二人はまだ動けないし、吐き気を訴えいる為、頭の打撲が疑われるので、CTスキャンで調べる予定だと述べた。

成り行きは、14日午前11時頃、二人は東スレマデッグ郡タングン・ティティ村バンジャール・ブラバンの食堂で、10万ルピアでタバコを購入した。その後、マリヨノは、バンジャール・クボンの食堂へ行って、タバコを一箱購入した。しかし、彼らが買い物に使った紙幣は、偽札ではないかと疑われた。

そこにいた住民プトゥ・インダさんが後を追いかけ見つけたとき、彼らはバンジャール・バタン・ブアの食堂で買い物していた。プトゥ・インダさんは、彼らが買い物に使った紙幣は偽造品で、本物のお金と交換していると伝えた。この食堂の所有者スティアルティさんは、このことを何人かの住人と共にいた夫に伝えた。

暴行は避けられず、住民は更に数を増やして、‘泥棒!’と声を張り上げながら追いかけた。彼らのオートバイには、火が放たれた。

住民の勝手な判断と思い込みを基に集団で襲撃するのは警察から禁止されているが、実際は警察も村の掟には敵わず、住民が処罰するのを警察は知っていて、見て見ぬ振りをするケースが少なくない。


via Tribun Bali



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