Powered by Blogger.

ムラスティの儀式、1万7千人が徒歩で34km


17日、サムアンティガ寺院(ペジェン村)の檀家およそ1万7千人以上のヒンドゥー教徒が、ムラスティの儀式の過程で、ギャニャール県ブラバトゥ郡ムダハン村マスチェティ海岸へ、34キロメートルの道のりを数百のご神体を運び、徒歩でやって来た。

沢山のバレガンジュールのシンバル演奏を伴って、強い日差しもなんのそので、やっとマスチェティ海岸へ到着した。「寺院の創立記念日最後のプロセスで、ムラスティは、儀式の頂点の3日前に行われる。これは、高僧らの会議の結果に基づくものだ。」と、サムアンティガ寺院の儀式実行委員ワヤン・パテラ氏は説明した。

会議は去年11月に行われ、この席で、サムアンティガ寺院はカヤンガン・ジャガット寺院の一つになることに同意された。この寺院は、慣習村のコンセプトと村の‘トゥリムルティ(ブラフマ-ウィスヌ-シワの三神)’を生んだ子宮にあたる寺院でもある。

早朝5時から始まった行進は、6時間後の午前11時に目的地マスチェティ海岸にたどり着いた。海の支配者に生まれ変わったイダ・サン・ヒャン・ウィディ・ワサに対し、人々は祈りを捧げた。

人々は、居住地の土一掴みを5箇所から採ってワルの葉に包み、白い布と三色の紐で更に包装して運んできた。数千にも上る包みは一つにまとめられ、それと、事前に用意された豚・水牛・ヤギ・鶏・アヒルなど、儀式に使うものが集められた。これらは、海を司る女神に対する捧げものである。

沖に捧げものを運び、高僧の立会いの下、儀式は終了した。人々は、サムアンティガ寺院へ戻る、ルビー村を通る道のりを引き返して歩き出した。


via Tribun Bali



0 コメント

参加ユーザー

ブログ アーカイブ