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専門家ら、災害の影響を最小限に抑える宇宙技術の利用を議論


アジア・太平洋における技術専門家らは、自然災害から生じる影響を最小限に抑える為に宇宙技術の利用を議論するため、バリ島クタに集まった。

「この活動の中で、自然災害からのリスクを減少させる宇宙技術利用に協力する為の幾つかのイニシアチブがあった。」と、航空宇宙研究所所長トーマス・ジャマルディン氏は述べた。

航空宇宙研究所自身が、第22アジア・太平洋地域宇宙機関会議の主催者となり、この地域諸国からの宇宙技術の専門家がこの会議に参加した。氏によれば、宇宙技術のアプリケーションは、経済社会の幾つかの問題の解決に活用できる大変重要なものだ。その一つが、発展途上国にとって避けられない問題である自然災害の影響である。

しかし、その技術利用のサポートの為、インドネシアは未来の技術を扱う技術と人材が必要である。「その為にも、技術提供する他の諸国と協力し、政府はより活用価値のある未来における利用をサポートすることが必要だ。」と、同氏。

毎年行われるこの会議では、リモートセンシング技術に関する宇宙アプリケーション、また、通信、宇宙技術、宇宙環境と宇宙教育に関するディスカッションが、宇宙技術専門家らによる幾つかのクループディスカッションで行われる。

また、日本の東京大学コイケ トシオ博士は、諸国は、自然災害について手掛けたデータと経験や学問を提供しあう協力関係が必要だと発言した。プレゼンテーションの中で、この土木工学部教授は、活用可能な宇宙技術とは、洪水や干ばつなどの自然災害のリスクと影響を最小限に抑える為の、リモートセンシング技術であると述べた。

このフォーラムでの宇宙に関する教育活動は、去る11月29日にデンパサール市レノンで開催された、アジア・太平洋地域の数カ国から参加した12-16歳の学生らによる“水ロケット競技イベント”である。水ロケット競技以外に、小学生の絵画コンテストとしてポスターコンテストも行われた。競われたポスターは、各国の国家レベルでの勝者の作品であり、バリでの優勝者はこの会議の参加者の投票をもって決定される。


via Antara Bali



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