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~スタッフ ウィンダがバリ島を紹介します~ 「トゥガナン村」


トゥガナン村は、バリ島で最も古く・最もユニークな村の一つで、バリ島の東 カランガサム県の中心アンラプラより17キロ、デンパサールからは東へおよそ65キロのところに位置します。
公共交通機関、車、モーターバイクでアクセスでき、トゥガナン村への道のりは爽快で、曲がりくねった道を走ります。

今日のトゥガナン村の独自性は、国内外問わず、古代そして独自の文化を実践し続けているオリジナルのバリ人を見るために訪れる観光客にとって、たくさんの見どころを提供しています。

観光客の間で特に人気のある地元の習慣の一つは血を流して戦う儀式で、全ての地元の人が毎年恒例のこの戦いの儀式に関わります。

この儀式は、「ムカレ・カレ(mekare kare)」という名前で知られていて、刺の多いパンダンの葉を使い、各戦いは血を流すことを目的に相手を叩きます。この戦いの儀式は、バリカレンダーの第五の月に開催される傾向にあり、トゥガナン村の寺院の祭礼時に開催されます。

この戦いは実際の戦いでなければならず、二人の内の一人は怪我をし血を流さなければなりません。その為、全ての参加者は十分に準備をする必要があります。彼らは籐で織られた盾や、相手の皮膚を出血するまで傷つける為に使われる刺のあるパンダンの葉の武器を持ちます。

この戦いの儀式が始まる前、参加者達はライスワインやTuakという名前で知られるヤシの酒を飲みます。酒を飲むことは、兄弟、そしてスポーツマンシップの象徴とされています。スロンディンの音楽が聞こえると、皆から歓声や叫び声があがり、その中には、恐怖を植え付ける為に対戦相手に向かって大声をあげる参加者もいます。

戦いは通常村の著名人が仲裁者となり、各戦いは510分間続きます。
最初にパンダンの葉で傷つけられた者が敗者とみなされ、そのペアの戦いはその時点で終了させられます。この戦いは、参加者の間にお互いに少しの悪意もない事が前提です。戦いのあと傷つけられた者達は、伝統的な液体の薬で処置され、傷は治ります。戦う者達が回復する間、他の村人たちが宴の為に食事の用意をします。



この儀式は、例年67月頃行われます。

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