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グレーな規則による後を絶たない問題


バドゥン県の地域整地計画がはっきりしていない事から、寺院周辺の神聖エリアと海岸の境界線に問題が発生している。

実は、バリ州では2009年に、バドゥン県では2013年に、寺院から半径5km以内に建築物を建てない規則を定めているが、特に外国資本の投資家がこの神聖なエリア内に平気で建てている。

ウルワトゥ寺院はプチャトゥ地区に位置しているが、寺院エリア内に8haの建物建築予定物の土台がいつの間にかできていて、地元関係者を驚かせている。崖からの景観が魅力的であることから、観光客を狙った施設建築と思われるという。

また、海岸からは100m以内に建物を建ててはいけないという規則も定めているにも関わらず、実際は、違反して建築するホテルや投資家が後を絶たない。

通常外国人は、地元土地所有者であるインドネシア人の名前を借りて建てるのだが、中には土地所有者が外国人になっているところもあるという。これは、確認の必要があると、特別調査員マデ・スメルタ氏は話す。

これでは、机上の定めで、実際には守られていないことになる。

一方、南クタ郡役所のワヤヌィルヤ氏は、「違反であるかもしれないが、住民の声にも耳を傾けるべき。海岸から100m以内に住んでいる住民が既に沢山いる。」と述べた

様々な意見がある中、調査は各郡に分けられ、312日より南クタ郡を皮切りに、クタ郡、北クタ郡、メングウィ、アビアンスマール、ペタンへと進められるそうだ。



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