インドネシアの中でバリ島は、アルコール消費率1位のジャカルタにつぎ、2位に入る島だ。
インドネシア国の輸入税の他、各県でアルコール税のラベル(LABEL EDAR MIKOL)を取り付ける事が義務づけられている。現在バリ島では、ラベル事件で警察がAPMB(政府側が指定したラベル会社)の内部調査を進めているが難航しているようだ。
2011年以降、 バリ島政府はラベルの印刷から取り締まりをすべて APMB(ASOSIASI PENYALUR MINUMAN BERALKOHOL )へ委任。200ルピアから700ルピアのラベルや、価格により様々なラベルを指定しボト ルに貼付ける作業や代理店の確認等を手がけていた。
* クラスA 飲料: RP 500
クラスB 飲料: RP 1000
クラスC 飲料: RP 1500
しかし調査の結果、2012−2013年度の決済には約40億ルピアの不足が発覚し、現在バリ島県警ではAPMBを不正を行った事で再調査をしている。( APMBは2012年度に210億ルピアの利益を挙げているのにも関わらず、 バリ島政府側には180億ルピアしか提出していない様子。)
バリ島のアルコール販売協会や代理店の代表等は、なぜバリ島政府は APMBにそれほどの権利を持たせるのかが疑問だと言う。
バリ島議員会は今後の調査で、APMBの内部やバリ島政府側の関係 者等を取り調べ、ラベルに関する法案を見直す予定。
* 現在バリ島ではラベル未使用のアルコール飲料を販売している店舗 や代理店等は警察により取り調べられ、そして押収と言う形となっているが、 実際現在のバリ島のアルコールに関する法案はラベルの取り付けに関しては何も書か れていないので、ラベルをつけなくとも販売は出来ると言う解釈になる。
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