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オランウータンの親、射殺される


中部カリマンタンの東コタワリンガン県で、一頭のオランウータンがまた殺された。

このオランウータンはこれまでも頻繁に近隣の農地に入り込み、作物を食い荒らしていたといい、畑に入ったところを住民により射殺されたそうだ。

「あの時、オランウータンの親は子供を連れていたが、親のオランウータンがゴム畑に入り荒らしたあげく、暴れたため射殺に至った。子供は捕獲され、自然保護事務所へ引き渡された。住民には、農地に入るオランウータンは何らかの手段で追い出しても、殺してはならないと要望を告げたが、農作物を食い荒らされた農民の怒りはおさまらない。」と、村長のハイリル氏は言う。

捕獲された2歳の子供オランウータンは、1ヶ月間住民に飼われていたが、珍獣オランウータンは専門家に任せるべきと、自然保護事務所へ引き渡された。


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