バンリ県クブ慣習村では、離婚を管理する慣習法awig-awig第3条43項が決められている。その内容は、この村の住民で離婚する夫婦がいる場合、裁判所に離婚訴訟が提出されてから、それが受理されてもされなくても、‘プサムサマン’という清めの儀式を執り行うというものだ。
このクブ慣習村のジェロ・プニャリカンのマデ・スダルマ氏は、慣習法で婚姻制度を管理していることを明らかにした。しかし、‘プサムサマン’は、ただの清めの儀式ではない。この儀式の中で、離婚証明書を所持している夫婦には100万ルピア、所持していない夫婦には25万ルピアの罰金が課せられる要素も含まれているのだ。
この罰金支払いには、例外は認められない。伝えたい事は、クブ村の住民は結婚・離婚を安易にしないと言う事。
離婚に課せられる罰金も、安易な離婚を思い留まらせる一つの方法だ。清めの儀式は、離婚する住民の数がいくらであっても、執り行う。一組の夫婦の場合でも、儀式は行なわれる。
「去年は一組だけが離婚した。離婚の報告があると、慣習村は復縁の方向にアドバイスする。それでも無理な状況であれば、3ヵ月後に儀式をする。」と、ジェロ氏。
via Tribun Bali
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