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グラン・アグン寺院で彫像発掘調査


10名からなるデンパサール考古学センターの考古学チームは、18日、バドゥン県ペタン、グタサン慣習村バンジャール・グアンガのグラン・アグン寺院で発掘された、石のかけらの謎解きに挑戦していた。

現在、疑惑がもたれているのは、新たに掘られた第4層から出土した15cmx3cmの石で、14世紀、または、ベダウル王朝(ギャニャール県ベドゥル)に整地されたスリ・アスタ・ラトゥナ・ブミ・バンテン王朝時代の建造物から落ちた物と思われる。

グラン・アグン研究サイト主任アナック・アグン・オカ・アスタワ氏は、2013年に調査が始まってから、我々は既に12の彫像を発見していると語った。それらは、ジャラドゥワラx1・リンガ-ヨニx2・ガネシャx1・ガルーダウィスヌx1・ナンディx1、それと幾つかの門のかけらである。

「これらの彫像を見ると、14世紀の住民は既にデワ・トゥリ・ムルティ(3神)を崇めていた事が決定的に分かる。」とアスタワ氏。

ジャラドゥワラの発見に基づき、その場所は、以前門で囲まれていたことが分かった。また、ヒンドゥーの威力のシンボルの発見で、この場所は祈祷の場であったことが分かった。

「住宅地(バンジャール)から1km離れた寺院は、祈祷の場であった。しかし、地震でこの場所は崩壊した。その後、管理もされず彫像の数々は埋められてしまったと思われる。」と、研究家。

グラン・アグン寺院を知るクトゥ・アルダナ氏は、埋められた彫像は1995年、住民によって再発見されたと述べた。その時、住民たちは寺院エリアの境に壁を作ろうとしたが、寺を取り囲むプルメリアの樹を取り除かなければならなかった。「プルメリアの樹の根を掘った時、我々は多くの彫像を発見した。」と、研究の背景となる当時の様子を語った。

発見された彫像の数々は、4x3mほどの場所に置かれている。一時的にここに置き、デンパサール考古学センターがここの歴史遺産の謎を解くのを待っている状態である。

「我々の作業はまだ沢山ある。発掘した時のかけらだけでも、5%ぐらいしか進んでいない。このかけらの他に、土の中に眠っている十数個の歴史的遺跡があると思っている。」と、アスタワ氏。


via Tribun Bali



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