20日、クルンクン県ヌサ・ペニダ海域周辺を、合同パトロール職員が巡回を行った。結果、68隻のボートが、ペニダ島海域でそれぞれ活動を繰り広げていたことが分かった。これらのボートは、59隻のシュノーケリング、及び、ダイビング客を案内する為の観光ボート、伝統漁師船5隻、チャス漁師船3隻、外国船1隻の計68隻であった。
パトロール職員は、拡声器を使い、ペニダ島海域に侵入し活動する漁師、観光客に対し注意勧告をし、海域から速やかに出るよう呼びかけ、予め決まっている観光水域へ戻るよう追い立てた。
「この監視は、ペニダ島海域保全地域内で、天然資源を利用する違反者を最小限に抑える為のものだ。この海域で、漁やシュノーケリング、ダイビングなどのウォータースポーツ活動を行なうことは違反である。」と、20日、ペニダ島海域保全地域ゾーン技術的実装ユニット管理部長は述べた。
パトロールは、コーラル・トライアングル・センター、ペニダ島水上警察、ペニダ島管轄警察、ペニダ島郡・ペニダ島海洋プチャランユニットからの合同ユニットである。
コーラルトライアングルセンターのイ・ワヤン・スアルバワ氏は、海域保全地域ゾーンの他に、現在、ペニダ島海域で決められたアクティビティゾーンがあると説明した。このゾーンとは、ウォータースポーツ専用ゾーン、コアゾーン、伝統漁ゾーン、港、神聖な地域、海草ゾーンなどで、それぞれ別に区画されている。
「海のパトロールは、海洋天然資源利用の量の限度と、そこでの違反に対する策を知らしめるものだ。このパトロールがあることで、ペニダ島の海洋天然資源保護を実現しつつ、観光アクティビティーも続けられる為の策を後押しすることになる。保全ゾーンとして決められた区画に対する理解にもなる。監視ユニットは、ペニダ島海域の各区画についての、説明書を作成する予定である。」と、スアルバワ氏。
また、一般市民にも理解してもらう為の社会活動として、様々な階層、学生などにもこれを広めたいとしている。これらの社会活動の他、違反者を最小限に抑える為、ペニダ島海域監視チームは、今後、区画に関する情報掲示板、及び、区画境界表示を設置する予定。「我々は、一般の人々もこの区画に従ってペニダ島海域での活動をして欲しいと望むと同時に、既に決められているゾーンを基に、天然資源利用をして欲しい。」と同氏。
via Tribun Bali
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