中部ジャワ、ゴミで支払えるユニークな食堂
中部ジャワ、スマランのとある食堂は、支払い方法が普通じゃない。何と、食事の代金をゴミで払ってもいいというのだ。「ここは、廃棄物最終処理場のゴミ拾いの人々が来る。彼らは大抵現金を持っていない。だから、プラスチックゴミで払ってもらっている。」と、食堂店主のサリミン(54)氏。
サリミン氏は今年1月から妻のスヤトゥミ(52)さんと共に、ジャティバラン廃棄物最終処理場の一角で食堂を開いている。ナシ・ラメス、ナシ・マングット、ナシ・テルール、レレゴレンと各種飲み物は、屋台価格で安い。
この食堂は、ここでゴミ拾いをしている人々が好んでやって来る。一日に20-25人もの来店客があるという。食事の後の支払いの代わりに、彼らはプラスチックゴミを置いていく。一袋で約15-20キログラムほどある。1キログラムにつき400ルピアの価値があるので、20-25キログラムで、7,000-8.000ルピアぐらいになる。
「だから、プラスチックゴミが現金の代わりになる。彼らはよく‘付け’で食べていくが、きっとプラスチックゴミで支払ってくれるだろう。これを考えたのは、面白い支払い方法がないかと思ったこと、そして、沢山の客が来るにはどうしたらいいかと考えた結果、このようなシステムになった。」と、サリミン氏。また、電気・ゴミの加工で得られるメタンガスを使い、二人の子供を育てるのに十分な収入があるという。
via Antara Bali
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