マーガレット・ミード(1901-1978)は、アメリカ合衆国の人類学者で、歴史上最も有名な人類学者といっても過言ではない。多くの研究対象となる場所の中で、マーガレット・ミードは、やはり同じ人類学者である夫のグレゴリー・ベイトソン氏と共に、バリ島で研究を行なったと記されている。
メッドとベイトソンは、バリ島のちょうど‘ニュピ’の日に特別に訪れており、彼らはこの島は‘謎のベールに包まれた文化’を持っていると評価した。この島で彼らは、伝統環境での子供の育て方について、また、トランス現象についての研究を主とした。
1936年、彼らはバンリ県キンタマーニのバトゥール山麓の秘境バユン・グデ村を訪れた。そこで、彼らは伝統の民間子育ての様子や、現地庶民の相互扶助について調査を行なった。コミュニケーションに限界はあるものの、現地の様子をフィルムに収めた。
バユン・グデ村のバリ人の家族:この映画は、この村の一人の男性ナン・カルマ氏を主人公としてドキュメンタリー化したものだ。ミードとベイトソンに対し、彼はその頃の村での教育課程を解説する。父親、兄姉が小さい子供の世話をする姿が写っている。
家族の姿として、第一に、母親だけでなく、他の家族も含め、小さい子供の経験が描写されている。第二に、この島の様々な生活様式の事実が広く鑑賞できるドキュメンタリーで、バリの文化が興味を引く。
バリ島での研究期間の中で、彼らはおよそ8,000枚の写真と11,000本のフィルムを収集している。
via Sejarah Bali
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