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ここだけが燃えなかった、謎の327号室・・・


サヌールビーチに建つ、インナグランドバリビーチホテル。
バリ島で最初に建てられた
5スターホテルであり、唯一『椰子の木より高い』ビルディングタイプで有名なホテルだ。

このホテルのレジデントマネージャー、イダ・バグス・アリットスカ氏によると与党闘争民主党(PDIP)第四回決起集会が開催されている期間、ホテルの部屋は満室(フルブッキング)になっているという。

それでも、サヌールビーチに面した2室だけは空けてある。
その2室とは、327号室と2041号室だ。

戦後の賠償として、日本が1966年に建てたインナグランドバリビーチ(当時の名称は“バリビーチホテル”)だが、特別な部屋として扱っているこの2部屋の存在に関しては様々な謎めいた話がある。

327号室と2401号室は、このホテル経営者の身体・精神の管理の面でも、特別神聖な部屋として重要な存在でもある。

当時まだ健在だったインドネシア共和国初代大統領ブンカルノ(スカルノ大統領)は、バリ島を訪れる度に、必ずこの部屋に宿泊していたという。一方、2401号室は、南洋海岸を取り仕切る女神ラトゥ・ニ・ロロ・キドゥルの為の“準備された”部屋となっていた。

327号室はタワーウィングに位置し、2401号室はコテージの一室だ。

1993年にこのホテルが全焼した際に、327号室だけがなぜか無傷のまま残った。
建物が全焼したにも関わらず、この部屋だけ全く何一つ燃えなかった理由は、今も謎に包まれたままである。

スロの月が来る度に、この部屋では祈りが捧げられ、ホテル前の浜辺には供物が奉納される。また、817日インドネシア独立記念日にも特別な供物が用意される。

「与党闘争民主党(PDIP)第四回決起集会の開催に際し、この集会が無事に執り行われるようホテル地区にあるマニックティルタサリ寺院とこの2部屋で儀式をした。我々は、このホテルで大きなイベントが行なわれる前に必ずここで供物を供え、無事を祈っている。」と、アリットスカ氏は述べた。

via Tribun Bali




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