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性的暴力事件を受け、大統領宛請願署名を呼びかけ


先月初めにスマトラ島ブングル州ラジャン・レボン県で起こった女子中学生ユユン(14)さんが14人の容疑者に強姦された後、惨殺されたという酷い事件は、ソーシャルメディアを騒がせただけでなく、今現在、一般市民からの請願署名を呼びかけている。

インドネシア レントゥラ・シタスが実施した請願運動は、国会が早急に性的暴行撤廃法問題を真摯に見直す目的である。住民は今回の事件で、14人の強姦容疑者らがたったの15年の服役となるのは、女子生徒に対して行った行為にまったく釣り合わないものと受け止めている。

「これは、インドネシアの恐ろしい事態を映し出すものだ。すなわち、性的暴行に対する処置の緊急問題だ。」申請運動の中で、インドネシア レントゥラ・シタスが打ち出したメッセージだ。5日までに、すでに4万4,682人の抗議の署名が請願書に添付されて集まってきている。

12人は既に逮捕されている。最高で15年の服役。通常は服役期間終了に至る前に開放される。つまり、彼らが30歳になる前には出所でき、自由になれるということだ。性的暴行撤廃法の見直しは、同じような事件が起こっていても、法にそって処置されないのが現状だからだ。

「インドネシアでは、毎日35人の女性が性的暴行を受けている。つまり、2時間に3人のインドネシア人女性が性的暴力を受けている。政府がこのまま構造的に変化をもたらさなかった場合は、これから他の沢山の女性が犠牲になっていくだけだ。この法律は、犠牲者を護り性的暴行を防ぐ為の、法の傘を与えるものであるはずだ。性的暴力のすべてのタイプと複雑さをカバーできる公平な法的文書を通して、被害者に有益で 、調査過程と法執行機関の見解や行動の変化が、被害者にとって公平であるべきだ。これをただの社会問題として捉えるのではなく、人道的側面から見た凶悪犯罪として性的暴行に関しての政策立案や一般市民の声を耳を傾けるべきだ。」と、述べている。

この請願は、ジョコ・ウィドド大統領、及び、女性と子供のエンパワーメント大臣と国会第8議会に伝えられることになっている。


via Tribun News


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