22日、バリサファリ&マリンパークの象、スマトラ生まれのムルディナとヨハナはギアニャール県マスチェティビーチでゴミ拾いをした。
ビニール袋のゴミや、波打ち際に流れついた小枝、儀式に使った後のゴミを一つずつ鼻で拾っていった。
この活動は、22日の地球環境を守る『アースデイ』を記念して、周辺の3村、バリサファリ&マリンパークとその従業員、ヤッペナティム養護施設を巻き込んだものだ。
大きな象がゴミを拾うほほえましい姿は、近くにいた住民の目を引いた。
「象だってゴミ拾いできるんだから、人間がやれなくてどうする?」と、関係者。
参加した3村の住民達も、2頭の象と共にマスチェティビーチの掃除を楽しんだ。
この『アースデイ』にちなんだ活動は、スランガン島でのマングローブの植樹等、多くの地元住民が参加し、バリ島の一般市民が益々地球の自然環境に関心を高めており、地域単位で広まっていることが伺える。
しかし一方、特にバリ島にある有名な(五つ星を含む)ホテル、ヴィラ、レストラン、ランドリー(クタ・スミニャック・レギアン・ベノア・南クタ地域)等の汚水処理方法に、違反が多々発覚しているのも事実だ。
今年1月から4月にかけての調査では、43箇所に違反が見つかっている。
22日、バドゥン県生活環境機関長イ・クトゥッ・スダルサナ氏は、「報告や苦情の大半は一般の地域住民から来たもので、現在分かっているのは27箇所が自然を破壊しかねない身勝手な汚水処理方法を取っており、調査と取り締まりを強化する。」と述べた。
via Tribun Bali
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