バドゥン県南クタ郡ウンガサン村のムラスティビーチでは、崖を切り崩して新たな土地を構築している。しかも、この工事は許可無く進められていたことが発覚した。
新たに構築している土地は、真っ青な海の沖へ向かって突き出したプラットホーム型で、現在約80mを埋め立てた。ここまでにかかった経費は8億ルピアで、ウンガサン村の住民から集めたもので賄っているという。
様々な宗教儀式の為に作ったというが、その他に観光地としての誘致も狙っており、行く行くはケチャックダンスの舞台を作ったり、東屋(ガゼボ)を建てたりする予定だ。
完成までには20億ルピアが必要だと推測されているが、それ以前に村はこの崖切り崩しの埋め立て工事及び、建築許可さえ取っていない。
ジャカルタ中央政府に許可を申請して、下りなかった場合は、周辺住民の宗教儀式の為のみ使われることになるという。
村長のワヤン・スギタプトゥラ氏は、「この場所は村が運営をしていく。2016年6月には公式に利用可能な状態にしたいと思う。既に見に来る観光客もいるが、パンダワビーチのような入場券も出来ていない。許可の申請はまだだが、すぐに手続きを始める予定だ。許可が下りなければ、入り口に門を作って儀式以外には入れないようにする。このようなものでも作らなければ、村民の生活は潤わない。」と主張。
バドゥン県畜産・漁業・海産局長も、計画すら知らされてなく、同県建築建造物管理局長も報告が無い事を明らかにし、早急に調査すると述べた。
via Radar Bali (Photo : kompas.com)
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