死刑の執行を29日未明に控えた、死刑囚アンドリュー・チャン(オーストラリア国籍で麻薬所持罪で死刑判決、バリナインの一人)は27日午後1時半、処刑地チラチャップ州ヌサカンバンガンの鉄格子の中で、フェブヤンティ・ヘレウィラさんと簡易な結婚式を挙げた。
兄弟のミカエル・チャン氏は、最も近い家族だけが証人となって式を執り行ったと述べた。この婚姻は、家族を幸せな気持ちにさせてくれたが、同時に深い悲しみももたらした。
兄弟のミカエル・チャン氏は、最も近い家族だけが証人となって式を執り行ったと述べた。この婚姻は、家族を幸せな気持ちにさせてくれたが、同時に深い悲しみももたらした。
披露宴は本日、刑務所内で行なわれる予定。
アンドリューとフェブヤンティさんは、ヌサカンバンガンへ移送される前、バリ島のクロボカン刑務所にいる間に互いに惹かれあい、恋人となった。
フェブヤンティさんはジョグジャカルタ出身で、クロボカン刑務所内では牧師としての任務だった。
ミカエル氏によると、この二人はとても仲が良くお似合い。敬虔なカップルで、別れの時が刻々と目前に迫る中、今この時を互いに励ましあい、また、補い合っているのだという。
検事総長H.M.プラセヨ氏は、「アンドリュー・チャンの死刑執行前の『最期の望み』は婚姻だった。結婚は宗教上、人道上、法律上、認められるべきものであり、彼の真剣な要望を受け入れ、要求を認めた。」と述べた。
via Tribun Bali (Photo : Jawa Pos)
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