バリ島南部と西部、及び、北部の地域を繋ぐ全長156.7kmの高速道路建設計画がある。
PT.ワスキタカルヤTbkは、4県(バドゥン・タバナン・ジュンブラナ・ブレレン)と7郡を通過し、34.38兆ルピアをかけて4つの高速道路を建設する話をバリ州政府に持ち込んだ。
PT.ワスキタカルヤのプレゼンは16日、州知事庁舎にて、バリ州知事マデ・マンクー・パスティカ氏の前で行なわれ、州政府側は、州知事の他、バリ州地方政府機関長、運輸情報通信局長他、関係する諸局長幹部が出席した。
その席で、4つの高速即ち:
①クタ(バドゥン県クタ郡)~チャングー(バドゥン県北クタ郡)~タナロット(タバナン県クディリ郡)~ソカ(タバナン県スレマデッグ郡)の28km
②ソカ(タバナン県スレマデッグ郡)~プクタタン(ジュンブラナ県プクタタン郡)の21.5km
③プクタタン(タバナン県スレマデッグ郡)~ギリマヌク(ジュンブラナ県ムラヤ郡)の54.4km
④プクタタン(ジュンブラナ県プクタタン郡)~ロビナ(ブレレン県スリリット郡)の46.7km
の高速道建設計画を勧めた。
このバリ島の高速道建設計画は、2019年までにインドネシア全国に1.562kmの高速道を建設するというジョコウィ政権の政策を実行するもので、その白羽の矢がバリ島に立ったのだ。
下見の結果、バリ島南部の交通量が集中しており、この南部から西部・北部へ繋ぐアクセス構築が重要という事になった。
この下見によって、各地域の繁栄研究、環境整備、費用と技術、建設費用、経済研究、保障研究等の面を集中的に行なったという。
特に、建物の密集しているクタ~チャングー~タナロット~ソカルートの確保については、建設計画執行までの様々な方法を考慮すべきである。居住地区との話し合いが困難であれば、海岸を通過する方法、又は、河川に沿った地域を通過する方法等を取らなければならない。
州知事マンクー・パスティカ氏は、各地域への行き来をもっと短時間で繋ぐ事ができ、高速周辺の地域住民にとっての経済の発展にも繋がると、建設実現に前向きな姿勢だ。
via Nusa Bali (Photo : Republika online)
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