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デンパサール市、煩雑な住居番号の整備にお手上げ


デンパサール市に住居や店舗を持つ多くの住民は、デンパサール市住宅空間整備局が、住居番号の再整備、及び、現在、煩雑な道路整備をすることに、強く反対の声を上げている。

反対住民の意見は、番号や道路名が新たになれば、住民票も新たに作り直さなければならない訳で、実に面倒だというものだ。この状態に、当局はお手上げになっている。

「これまで、何度も住居番号と道路番号を整備しようとしてきた。しかし、住民が反対している。また、住居番号を勝手に後から変更しないようにと叫んでいるのにも関わらず、変えてしまう。」当局整備・制御部門部長イ・デワ・マデ・ウェスナワ・ウェダガマ氏は、7日、事務所で語った。

デンパサール市内の住居番号、道路、及び、路地名の整備は、苦難の道のりだ。その理由として、住民が住民票の住居番号、道路名変更の為に、新たな住民票を作成申請をするのは負担だという。また、現在使用中の良番が幸運を呼ぶことを信じている為、他の番号に変更されてしまうのが嫌だというものだ。

建築物が建て続けられ、その持ち主も変化する変動が激しいこの時勢で、住居番号や道路名を整備していくのは至難の業だ。ウェスナワ氏は、もし、市内の整備をしたいのならば、末端の村長・バンジャール長等が、共に戦っていかなければならないと、認めた。

「まずは、小さな環境地区から番号整備を行ない、それが出来て、更に地域を広げていく事が出来れば、当局は市の環境整備を簡単にできる。」と、ウェスナワ氏。

以前、デンパサール市長のアナック・アグン・グリヤ氏は、市内の住居番号の煩雑さを指摘したことがある。その際、住民達が市内の住居や道路を探しやすいように、市内を整備する宣言書を作成した。「まだ、煩雑だ。我々はこれから整備を行なう。」と、その時にグリヤ氏は述べた。

一方、住民登録局住民手続課長クトゥ・カスタワ氏は8日、住民票には当然居住地である住所が明記されていなければならないと述べた。


via Tribun Bali



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