バドゥン県政府は、来年2016年2月中旬、全てのミニマーケットでのアルコール飲料A種の販売を禁止する。この規則は、観光地にあるミニマーケットでも同じである。逆に、政府は、バドゥン県で販売活動をする小売店では、販売を許可する。
バドゥン県生活協同組合生産商業局長イ・クトゥ・アルピアナ氏は3日、バドゥン県は、アルコール飲料A種の販売規制、及び、監督、配置に関する新たな県知事条令を受けたと述べた。この条令では、観光地にあるミニマーケットであっても、ビールの販売は許可されない。
近代的な販売店で販売を許可されるのは、スーパーマーケット、ハイパーマート、観光地のアルコール飲料販売専門問屋だけである。「初めは、観光地にあるミニマーケットでは販売が許可されたが、中央省政府規則では、ミニマーケットは酔っ払った若者のたまり場になりかねないと述べている。それは、ミニマーケットでの販売の仕方には、人間性が感じられないからで、売れれば良い、誰が買おうと構わないという販売理念であるからだ。また、消費者の最低年齢は21歳と規定している。」と、カルピアナ氏。
バドゥン県知事条令2015年第38号は、販売者は、購入したその場で消費する消費者に直接販売することを制定している。それらに該当するものは、ワルン、バー、レストラン、ホテルなどで、生活協同組合、地方企業、慣習村と調整を済ませた販売団体の一部とみなされる。
その場での消費を禁止する販売者は、スーパーマーケット、ハイパーマート、及び、アルコール飲料販売専門問屋である。この3つの販売店も、店内にアルコール飲料A種販売の為の特別なコーナーを設け、専門の販売員を配置しなければならない。各販売者は、県知事が公認した証明書を所持しなければならない。
これまでの規定では、ヌサドゥア・クタ・トゥバン地域の観光地でビールの販売を許されたのはワルンだけだったが、県知事条令2015年第38号では、観光地の販売団体はすべて許可されている。ビーチ、自然観光地、村観光地、農地観光地等を含む、51箇所でアルコール飲料A種の販売が許可されることになる。
新条令は2016年2月中旬から有効となり、その前に公認か否かを見分ける為、商業省から400着の販売者が着用する専用ベストが配られる。
サンゲエの飲料販売団体は、この新条例の開始時期が待ち遠しいという。アビアン・スマル郡サンゲエ慣習村を訪れる観光客からは、ビールの注文が頻繁にあるからだ。「観光客からビールの注文を受けても、販売許可が無いので、これまで何度も観光客をがっかりさせてきた。新条例のニュースは、我々にとって嬉しいニュースだ。」と、オナガザル生息の森、ワナサリ観光地で24人で構成されている飲料販売団体の一人、ニ・ワヤン・ムルニ(63)さんは嬉しそうに語った。
via Tribun Bali
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