現在のような乾季には、下痢が最も多くのバリの住民を悩ませる病気となる。バリの全保健所からバリ州保健局にあげられる週刊報告によると、下痢はバリの一般市民が悩まされる最多の病気、第一位である。
20日、バリ州保健局環境保健、及び、病気予防専門課長グデ・ウィラ・スネトゥラ医師は、「我々の受けた報告から見ると、大体毎週500人が下痢に悩まされ、薬の処方を受けている。」と、述べた。
バリ州保健局からの最終データは、現在までにバリ州の9市県で下痢の症状を訴えたのが、31,767件にも上っていることを示している。他の地域に比べ、人口が密集しているデンパサール市が最も多い地域として6,224件、ギャニャール県5,833件、ブレレン県4,947件、タバナン県4,294件、バドゥン県3,054件、カランガッサム県2,350件、ジュンブラナ県1,780件、バンリ県1,705件、クルンクン県1,580件と報告されている。
「今、流行している下痢の原因は、乾季になると水の質が悪くなること、細菌を含む食品からの影響、食前に手洗いをしない事などがあげられる。下痢はバリの全ての地域に見られる。町でも村でも同じように起こる。だから、『清潔で健康的な日々の暮らし』を心がけてもらいたい。」と、スネトゥラ医師。
また、デンパサール市保健局からの最新データによると、南デンパサール郡が最も多く流行していて1,893件、北デンパサールで1,390件、東デンパサールで1,190件、西デンパサールで968件となっている。デンパサール市保健局長ルー・プトゥ・スリ・アルミニ医師は、「乾季に突入してはいるが、デンパサール市での下痢の発症は特別急激な流行をしているわけではない。大事な事は、民間がもっと清潔と健康生活に心がけ、レベルを上げていく事である。」と述べた。
via Tribun Bali
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