ジュンブラナ県からブレレン県にかけて広がるバリ西部国立公園の森は、火災が起き易い為、公園職員は付近の住民に気をつけるよう警告している。
バリ西部国立公園管理局副所長のウィルヤワン氏は、9日、「火災の発生し易い場所が、4箇所ある。それは、パー・レンコン、ムンジャンガン島、ブレレン県のチュキック地区、ジュンブラナ県の信号だ。この4箇所は乾いた草むらが多く、火災が発生し易い。国道利用者のタバコの吸殻の投げ捨てが多いデンパサール-ギリマヌク間、また、ギリマヌク-シガラジャ間の国道沿いは、さらに危険だ。」と、述べた。
国立公園の森で火災が発生し易いということは、2日前に発生したパー・レンコン付近での火災でも証明されたが、この火災は3時間で消火された。「出火原因は、はっきりとは分かっていない。鎮火できたとしても、森林火災の危険箇所である事には変わりない。火災発生の可能性が高い時期は、毎年7月から10月にかけての乾季で、草むら、雑草、樹木までが乾燥する。」と、同氏。
パトロールの他、管理局では各危険地区に、人間の不注意による森林火災の原因に対する注意勧告をする看板を設置している。一度森に火がつけば、あっという間に広がっていく。数年前には、チュキック森林地帯が燃え、その地域にあった高圧電力の流れる電気タワーを脅かしたという。
現場に行ってみると、ギリマヌク地域に近い、デンパサール-ギリマヌク間の国道沿道には、乾いた雑草が沢山生い茂っている。
via Tribun Bali
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