ギャニャール県ウブド村アグンプリアタン王宮で、13日、パルマンアグンと呼ばれる集まりが行なわれた。
今回のパルマンアグンの目的は、認識を同じにすること、そして、バリ島とインドネシア中部の慣習と文化を維持することへの決意を新たにする為だ。
「今回の集まりは、インドネシア国を守り、バリの固有の特徴となる慣習と文化を、更に繁栄させる役割を持つ各王宮間の連携、また、王宮自身が持つ品格を高める為に決意する目的で行なわれるものだ。同じ高さに立ち、互いに思いやり、互いに守り助け合う姿勢が大事だ。同じ人間として共に平等な立場を取るべき。」と、チョコルダ・グデ・プトゥラ・ニンディア氏は、開会に際し述べた。
この会合には、バリ島にある王宮からの代表が参加した。頭に赤い布を巻いたサムサム6世、ンプー・ラトゥ・ML・ベニー・アーマッド・サムサム高僧、その他に、バリ州副知事クトゥ・スディクルタ氏も参加した。
「我々は、近代化、グローバル化とバランスと取りながら、どんな時代にもバリ島の文化と慣習を維持できなければならない。有識人は、バリの文化の維持の為、もっと民衆に近づいていくべきだ。」と、イダ・ダレム・スマラ・プトゥラ氏。
副知事クトゥ・スディクルタ氏は、「今回の王宮代表の会合が開催された事に、心から感謝する。これまで、各王宮、インドネシア中部の王の末裔が一つに集結することはなかった為、簡単に外国からの文化の影響に煽られるてきた。グローバル化が続く世界の動きの中で、バラバラにならないようしっかりと決意する事が必要である。バリの文化に王宮の存在は必須だ。何故ならバリ文化の発祥は王宮であったからだ。どうしたら、バリの文化や慣習を維持する事ができるのか、これからのバリを支える新しい世代、また、あらゆる方面から真剣に取り組む事が必要だ。”と述べた。
via Tribun Bali
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