ニ・カデ・ディアンティニ(19)さんは、19日夜10時頃、バドゥン県アビアンスマル郡グリー村バンジャール・ディルガユサの三叉路で巻き込まれた、引ったくりのトラウマに悩まされている。
デンパサール保健工科歯科看護の勉強をしているこの女子大生は、友人宅で学習し、その帰宅路で引ったくりに遭った。
20日、自宅でディアンティニさんにその時の状況を尋ねたところ、「バドゥン県とデンパサール市の境辺りから、つけられている気がした。おかしいと思ったので、付近の住民たちの活動が盛んで賑やかなグリー村の三叉路に差し掛かったところを選んで、オートバイを停めた。そのラトゥ三叉路で、携帯電話を出し親に電話し、ここまで迎えに来て欲しいと伝えた。しかし、なかなか迎えに来る様子は無いので、勇気を出して、オートバイを走らせた。そこから、自宅までの距離は約300mほど。」と話した。
ディアンティニさんが再び走り始めると同時に、引ったくりも走り始め、バンジャール・ディルガユサの三叉路の辺りは人通りも少なく暗いのだが、ここで引ったくりはディアンティニさんのウエストポーチに手をかけたのだ。
「もう、泣き叫んで助けを呼ぶことしかできなかった。武器を持っていたらどうなるかと、それだけが怖かった。今でも思い出して、一人で出歩けない。」と、ディアンティニさん。
バンジャールの建物内での会議中、ディアンティニさんの叫び声を聞きつけたバンジャール・ディルガユサの住人は、すぐそばの事故現場に駆けつけた。引ったくりは、握っていたディアンティニさんの鞄を放り出し、その場から逃げようと試みた。
引ったくりがオートバイを捨てて逃げると、それは住民によってめちゃくちゃに破壊されてしまった。
via Tribun Bali
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