バリ州地方観光局長アナック・アグン・グデ・ユニアルタ・プトゥラは、今のバリの観光の問題は、ゴミと渋滞だと認めている。
10日、ユニアルタ氏は、「これは、我々の観光の問題、特に観光の中心地となっている南バドゥンでは深刻で、避けることができなくなっている。」と、述べた。以前、ドイツ大使館は、バリ島を訪れるドイツ人観光客が減ったのは、バリの山積みになったゴミ、特にスウン地区のゴミの山が原因だと発表した。
ユニアルタ氏は、「2018年までに観光村を作り、それを推進していく。現在までにバリで広がった観光村は、既に36村ある。」と、述べた。
南バドゥン地区に集中している観光地を、観光村の構築によって分散させる対策である。この観光村の構築に対し、観光局は真剣に取り組んでおり、2015年のバリ州観光局の運営する費用総計40億ルピアから、それぞれの村に指導費用として2300万ルピアを与えているという。
「我々は、2015年の予算40億ルピアを、観光村、観光宣伝費用、観光人材と観光産業に対する指導費用、または、その為の活動に費やしている。観光産業は、清潔さの面でも、構成面でも、今後バリ島を守るものである。」
幾つかの観光地の整備に関して、ユニアルタ氏は、既に公共事業部門との協力で行なっていることを認めた。問題は、各地方自治で、各県の持つ道路にまで手が回らないことだ。しかし、バリ州の後押しのある観光地の道路整備は、既に行なっていると述べた。
一方、ゴミに関しては、インドネシア・ホテルレストラン協会等の利害関係者を引きこんで、観光業、及び、観光産業が”グリーン&クリーン”をスローガンにかかえ、清潔なバリを保つことを宣言することに賛同してもらおうとしている。ゴミ問題に関する懲罰は、生活環境機構の権限であるという。
バリの観光を高める為の対策は、取り始めている。その一つが、観光業代理店やバリ州観光を宣伝している観光省との協力関係である。「中央政府は、世界に向けて発信するためのネットのサイトや、彼らの持っている放映チャンネルを通じて、既に強力に後押ししてくれている。バリでのイベント情報や観光地情報などは、世界で発信されている。」と、ユニアルタ氏。
整備については2016年頃、クタ-シガラジャ間のアクセスを計画している。このショートカットは、時間の短縮ができ、きついカーブの無い道路でデンパサールからシガラジャを約2時間で繋ぐ予定。既に145kmの予算を得ており、これによってシガラジャ、カランガッサム、バンリの各県の経済発展に影響をもたらすものとして、推し進めていくと同氏。
via Tribun Bali
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