デンパサール医薬・食品センター(BBPOM)長エンダン・ウィドワティ氏は、噂が高まるビニール入りの揚げ物やクルプック(揚げせんべい)は、バリ州内では、現在まで発見されていない。これは、単なる噂だ。安易に噂を信じてはいけない、と14日発表した。
ビニールが混入されていると思われる、燃やすと黒く焦げるクルプックについて、どのように思うかと尋ねたところ、エンダン氏は、BBPOMはこのクルプックが実際ビニールを含有しているかどうか、まだ結論を出していないと述べた。
「通常は、揚げ油でビニールを揚げると、乾くものだ。また、ビニール成分は、油に溶けて混ざらない。燃やした時に黒く変色するクルプックが、何故そうなるのか原因はまだ分かっていない。」と、エンダン氏。
燃やした時に黒く焦げるクルプックが、ビニール成分を含んでいるという知らせは、民間の中で既に長い間広まっている。今回の情報は、民間を迷わせ、怖くなって購買が落ちれば、クルプック販売業者にとって大きな損失となるだろう。
BBPOM職員は、「全てのクルプックは、燃やせば火がつき、黒く焦げる。クルプックに含まれる75%は、火をつければ燃えるタピオカでできているからだ。黒く焦げるのは、クルプックを揚げる油にビニール成分が含まれているからでなく、タピオカが多く含まれているからである。火がつくのは、クルプックの内容にではなく、油で揚げられているからだ。どのような油で揚げても、クルプックは18%の油分を吸い込む。燃えやすいのは当然だ。油にひがついて燃えるのであり、ビニール成分が燃えるわけではない。」と、説明した。
しかし、エンダン氏は、「もし、人間が食するのにふさわしくないもの、又は、健康に害があると思われる食品、飲料などを見つけた場合は、直ちに当局に報告して欲しい。現場に直行し、調査を行なう。」と協力を求めた。
via Tribun Bali
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