17日、バリ州警察署長スゲン・プリヤント氏は、数日前にウブドのホテルで遂行されたと思われる、同性同士の結婚式について詳しく調査すると述べた。
この婚姻がバリで行われたというのが事実だったのかどうかを、ギャニャール県警に調査結果を求めているいう。
ギャニャール県警は、結婚式を執り行ったホテル側をはじめとする、数人の証人に対して聞き取りを行なった。証言によれば、二人はアメリカ国籍とインドネシア国籍のカップルで、事前にアメリカ合衆国で結婚をしていた。このホテルに来たのは、結婚を祝う為だけのものということが明らかになっている。よって、この珍しい婚姻はバリで行われたわけではない。
多くの注目を浴びたこのニュースに関する調査は、報告を待つだけである。スゲン氏は、「もし、遂行者、及び、このカップルが刑法に反するようであれば、警察はその時点で適切な対処をする。たとえアメリカ合衆国で国家によって同性婚が認められても、ある一つの宗教を表した儀式を通じて行なう事であるので、これは宗教に対する冒涜と見なされると私は考える。だから、その儀式が宗教のルール、又は、規範に則って行なわれた儀式だったのかどうかを、証人から聞きたい。」と述べた。
バリのホテルでの同性婚が執り行われたというニュースが報道された後、警察、インドネシアヒンドゥー協議会、MMDP、及び、プマンクー他、関係各団体が動き出した。その結果、次のような結果を打ち出した。
ギャニャール県ウブド郡サヤン村にあるフォーシーズンズホテルで撮られ、ソーシャルメディアにアップロードされた写真は、実際にあったことである。ホテル側から2名、プマンクー、供え物の販売者の計4名の事情聴取をウブド管轄警察で行ない、聴取の結果、写真に写っていたものは、婚姻の儀式ではないと揃って述べたことが分かった。
「彼らが行なったのは、ホテル側が提供している‘Karma Cleansing’パッケージと呼ばれる浄化儀礼だけで、カルマの浄化を目的としたものである。その祝いとして、カクテルパーティーとディナーが含まれているものだ。よって、フォーシーズンズホテルで行われたものは、婚姻の儀式ではなく、浄化儀礼だけである。写真は、同ホテルのロータスポンドと呼ばれる、上階で撮られたもの。この場所は、瞑想やヨガに使われる。」と、同警察署長。
「彼らが行なったのは、ホテル側が提供している‘Karma Cleansing’パッケージと呼ばれる浄化儀礼だけで、カルマの浄化を目的としたものである。その祝いとして、カクテルパーティーとディナーが含まれているものだ。よって、フォーシーズンズホテルで行われたものは、婚姻の儀式ではなく、浄化儀礼だけである。写真は、同ホテルのロータスポンドと呼ばれる、上階で撮られたもの。この場所は、瞑想やヨガに使われる。」と、同警察署長。
この二人は、以前、結婚式の予約を入れようとしたことがある同性愛者カップルと思われる。予約は2014年12月にあったが、ホテル側はこの結婚式に賛同しかねるという判断から断ったという。
そして、2015年6月、再びこのカップルから連絡を受けた。彼らは、婚姻の儀式ではなく、二人で350万ルピアのkarma cleansingパッケージをしたいというものだった。ホテル側はこれなら賛同できるとし、最終的に、二人はプジャティとプラヤスチタの儀式と通じて、プマンクーに付き添われてカルマ浄化の儀礼を執り行った。この儀礼には、30名の招待客が参加した。
ファルマン署長は、「宗教のシンボルに対する冒涜であり、これは犯罪につながる。」と、述べた。
via Tribun Bali
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