インドネシア国家労働者配置保護機関長ヌスロン・ワヒッド氏は10日、ジャカルタの日本大使館にて278人のインドネシア人をケアワーカーとして日本へ送る会を催した。
同機関は日本へインドネシア人をケアワーカーとして日本へ送ることに対し、肯定的に捉えており、今後更にこの人数が増え日本の需要にインドネシア労働者が応えられる事を期待している。
「インドネシア介護福祉士の合格率は65.7%で、この比率はフィリピンを上回る。日本での介護福祉士は61.4%で、インドネシアからの介護福祉士のクオリティーが悪くないということを物語っている。しかし、看護師はまだ10%以下だ。インドネシア政府は、今後インドネシア労働者の能力を引き上げる対策を取らなければならない。」と、ヌスロン氏。
看護師と介護福祉士を送ることは、インドネシア政府と日本政府の間の経済連携協定での合意によるもので、既に8年間続いているものだ。
今年2015年は278人を送り、内66人が看護師、212人が介護福祉士で、その数は去年より多い。彼らはインドネシアで6ヶ月の訓練を受け、日本でまた6ヶ月間日本語の訓練を受ける。その後、見習いとして日本の病院に配属され、日本の国家試験を受けることになる。
ヌスロン氏は、「君たちは日本で何も心配しなくていい。一生懸命仕事をして、国家の構築の為にインドネシアに給金を送ること。成功を祈っている。日本での国家試験もきっと全員合格するであろう。」と、日本への出発を待つケアワーカーの卵たちに対して、祝辞を述べた。
インドネシアで日本政府の権限を持つ日本大使の谷崎泰明氏は、「日本で働く外国人労働者が越えるべき壁は言語だ。その近道は、日本で日本人の友達を沢山ること。どうか、日本にいる間に沢山の友達を作って欲しい。」と、激励した。
via Tribun News
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