ブレレン県保健局は新しいデータとして、昨年12月から今年1月までの1ヶ月間で、42件のHIV感染者が発生したと発表した。
2014年12月の時点で2.251件、2015年1月では2.293件を記録したHIV感染は、近年急激に上昇しており、ブレレン県では懸念している。
この累加的上昇は、1999年から始まったという。
HIV日々の予防委員会(KPA)会長ニョマン・スチドゥラ医師は、社会福祉と民間に対する予防措置を普及させる事に努力している。
この累加的上昇を危惧したKPAとブレレン県教育局は、2014~2015年度特別カリキュラムとして、現地中学校での性教育の実施が決まり、若者世代へ性行為におけるリスクを正しい知識として教え、流行に歯止めをかけたいとしている。
ニョマン・スチドゥラ医師は、「17歳の少年が、中学1年から既に売春婦と関係を持っているという事例がある。HIVウィルスは4~5年の潜伏期間があるので、エイズが発症する危険性が大だ。よって、中学生がこの特別カリキュラムで教育を受けるのは義務とする。妊娠中の母親達にも、胎児にウィルスが感染しないようVCT(Voluntary counseling
test)で検査を受けることを求めている。」と語った。
KPAは各村でのHIV感染予防活動を行っているが、一人の活動家が少なくとも20人に付き添わなければならない状態だという。
VCT機器を備えた保健所、診察車をも巻き込んで、夜の飲み屋やカフェのウェイトレス等を狙った撲滅活動に奔走している。
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