ベノア港にあるインドネシアロングラインツナ協会によると、去年11月に海洋・水産省大臣により発令された「沖合いでの積み替え禁止令」により、これまで1日1.500~2.000トン捕れていたバリのマグロ捕獲量は、現在半分の750トン止まりになっているという。
海洋・水産省大臣は、インドネシアの海事産業の発展計画の一環として、より新鮮な海産物を捕獲する事、また、捕獲した海産物をそのまま他国に売りつける事を防止する目的で今回の法令を発令したが、実際、バリのマグロ船は200GTと小さく、本法案はイカ漁や他の漁業には向いていても、マグロ漁では沖合いでの積み替えなしにはマグロを多く捕獲する事は無理である。
また、太平洋でならまだしも、マグロ捕獲水域であるインド洋から船で他国に運搬することは実際問題不可能。我々バリのマグロ業にとって積み替えはなくてはならない手段だと主張している。
via Radar Bali
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