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ブロモ山噴火、テンゲル族は祝福?


ブロモ山の噴火活動は、益々盛んになっている。10日、ブロモ山は火山性地震を伴う噴火を11回繰り返し、地震計の針を42ミリメートルまで振った。4つの県に跨るこの山は、爆発的な噴火を繰り返した。火山灰は、東ジャワのプロボリンゴにあるチュモロラワン村の噴火口から噴き出している。

“地震を伴う噴火は、地震計の針を42ミリまで動かした。最も長く続いた地震は23秒。これまでの記録の中で最も大きな活動だ。」ブロモ山噴火緊急対応チーム長イイン・クスナディ氏は語った。

火山灰も普通の灰色ではなく、黄色から赤っぽくなっている。噴出した火山灰は、900mの高さに達した。

益々活発になるこのブロモ山の火山活動に、ンガディサリ村の住人は心配していない。このテンゲル族の人々は、彼らが神聖視している聖なる山が激震しているところだと捉え、そのことに喜びを感じているのだ。

「我々の祖先は、ブロモの噴火口に鎮座している。今、彼らの末裔である我々子孫に、挨拶をしてくださったのだ。我々の祖先は、必ず我々を護って下さると信じている。ブロモ山の噴火は、特に驚くことではない。祖先は我々に災いをもたらすことはしない。」ンガディサリ村出身のテンゲル一族の末裔タイス(35)氏は、このように述べた。

噴火口から噴き出す火山灰は、祖先から村への恵みであり、テンゲル族の畑を豊かに肥えた土にするのだという。

ブロモ山だけでなく、北スマトラ州カロ県のシナブン山も活発な活動を繰り返している。シナブンの噴火は、1日に多いときで3度も頂上から1,500-2,000mもの高さまで噴出している。


via Tribun Bali



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