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雨が降らない!スバックはポンプを借用


毎日、雨が降らず暑い日が続いているバリ島だが、死活問題に関わる人々がいる。そしてそれは、我々一般庶民の米の確保にも影響を与えるのではないだろうか。

本来なら既に雨季に突入しているはずだが、平均的に雨が降らず、それがタバナン県スディマラ村ブラトゥン・スバックの農民らにとって、大きな問題となっている。

現在、田植えの時期を迎えたが、この乾燥で苗を得ることができない。広い耕地は90ヘクタール、3分の1だけにやっと植えることが出来た。ブラトゥン・スバックの農業従事者イ・クトゥ・バレット(60)氏は17日、「水がない為に、所持している15ヘクタールにまだ苗を植えられない状態だ。若い頃からこのスバックで農業を営んできたが、このような乾燥状態は初めてだ。」と述べた。

この乾燥は、2015年から引き続いた乾季が長引いているからだという。「代替案としては、農業局からポンプを借りて、イェ・アベ川の水を引き上げる。これは、既に田植えをした農民への損害がないようにする為だ。まだ田植えをしていない者は、田んぼに引く事ができる。」と、述べた。

ポンプを使用するのは初めての事で、珍しい事態だ。タバナン県農業および園芸学科課長イ・ニョマン・ブダナ氏は、田んぼの乾燥を解決する為、ブラトゥン・スバックから水ポンプ1ユニットの借用があったことを明らかにした。

この乾季、いつまで続くのだろうか。自然とうまく関わりながら営む農業従事者の、大きな悩みとなっているようだ。


via Tribun Bali



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