バリの手工芸品、フランスへ輸出好調
バリの住民が作る様々な手工芸品のフランスへの輸出がスタートしたが、なかなかの好調な滑り出しである。何故なら、為替差益の中で約12%という増加が見られたからである。「これは、恐らくフランスの消費者が、ユニークでアンティークなバリの手工芸品を好むからだろう。」と、幾つかの人気商品を示しながら、ギャニャール県で各種手工芸品を扱っている会社の経営者であるニョマン・クスマ氏は語った。
ヨーロッパ諸国で好まれる手工芸品は、木材で作られた家庭用品や、レース編みではない服、そして、革製服飾品などに人気が高まっている。
クスマ氏は、フランスへのバリ手工芸品の輸出が好調なのは、フランスからの観光客が増えた事のお陰である事は間違いなく、フランスを始めヨーロッパ各国からの観光客を運ぶアクセスが良くなり、バリ島に観光に来る人々が増加したからである、と述べた。
また、バリ州中央統計局は、バリの手工芸品輸出増加の結果、フランスからの外貨収入は2014年の1,520万米ドルだったのに比べ、2015年は大幅に増加し、2,937万米ドルに達したことを報告した。
バリのアンティークな雰囲気の様々な手工芸品を好むフランスの人々が輸入する物の内、革を材料に使った帽子・ブレスレット・服・アクセサリーなどは、2015年11月までの輸出全体の5.36%を占めるという。多くのフランスの企業がバリの手工芸品を買い取り、自国で販売するという形をとっており、青年実業家は、フランスの消費者がバリ島から輸入したアクセサリーを最も購入しており、その他ヨーロッパの各国でも好まれると述べた。
フランスの次に購入消費者の多いのがオランダで、バリの手工芸品がオランダに輸入されたのは2015年1月-11月までで、1,300万米ドル、ドイツは1,270米ドル、スペインが1,190万米ドルとなっている。
ヨーロッパからの観光客がバリに多く訪れることで、特にバリの土産物や農産物、その他の商品がバリの外の国々の商業に大きな影響を与えている。
ヨーロッパからの観光客は2015年には84万5,784人で、全体の外国人観光客400万人の21%を占めている。
via Antara Bali (Photo:Kontan.co.id)
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