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巨人カララウが太陽を食べる、日食の神話


皆既日食が、明日9日(水曜)に起こる。しかし、残念ながらバリ島では日食のプロセスの一部しか見られない。この珍しい自然現象は、ちょうどサカ暦1938年ニュピの日と同じ日に訪れる。

日食がヒンドゥーの神話の中に語られているのを、ご存知だろうか?バリ州インドネシア・パリサダ・ ヒンドゥー・ダルマの会長グスティ・ングラ・スディアナ氏は、アディ・パルワと言う書物の中で、日食の始まりは、神々から分けられたティルタ・アメルタ(聖なる水)の物語の一部にあるという。

ティルタ・アメルタの部分に、巨人らがティルタのことを聞きつけ、手に入れたがったとある。それが発端で、神々VS巨人達のティルタ争奪戦が繰り広げられた。争奪戦は戦いという形で争われたのではない。神々が聖なる水ティルタを分け合う時に、一人の巨人が神の姿に化けて、その場に参加したのだ。

分配の中で、神々は皆、ティルタと引き換えとなる同じ大きさの一枚の葉を持っていた。カララウという神に変身した巨人だけが、他の神々のそれに比べ、かなり大きな葉を持ってきてしまった。必然的に、神に化けたカララウ巨人は、他の神々から疑惑の目を向けられた。特に、二人の神スルヤ神とブラン神は、大きな葉を持っているのは、本当の神ではないと疑った。

それで、この二人はインドゥラ神に事の成り行きを報告した。真実を既に知っているインドゥラ神は、ウィスヌ神に報告した。最後には、ウィスヌ神もチャクラという武器を出し投げつけた。チャクラは、カララウ巨人の頭を首のところで切断し、頭と体は分断してしまった。カララウ巨人の頭は、呪いの言葉を述べた。「いつか、太陽(スルヤ)と月(ブラン)を喰ってやる!」。これが、ヒンドゥーで信じられている日食・月食の始まりである。

「しかし、体と頭が分断してしまったので、毎回太陽と月を食べる時は、いつもカララウ巨人の首からまた出てきてしまうのだ。」と、 スディアナ氏。


via Tribun Bali



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