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カランガッサム県政府、日本から農業専門家を招き意見交換会を実施


バリ島東部カランガッサム県は、広大な土地がありながら、乾燥していて農作物が出来ず、貧困に悩む住民が街に物乞いとなって出てくる等、農業の充実は県民の経済の為にも真剣に取り組まなければならない政策である。

乾燥した土地の処理を最適化する為、特に、食糧となる農作物の収穫を可能にする為に、カランガッサム県政府は、バリと日本からカランガッサム県に資本投資を望んでいる専門家を招き、意見交換の場を催した。出席した専門家の面々は、16日、県知事会議室にて、カランガッサム県知事、秘書、食糧栽培農業、及び、園芸局長、同県地域作業ユニットの職員らに迎えられた。

カランガッサム県知事スマトゥリ氏は、地方政府を助けるカランガッサム県で適用され得る有機農業科学技術の部門で、農業の技術的進歩を既に遂げている日本国が、この会議に参加してくれたことに感謝すると述べた。カランガッサム県にある乾燥した土地を適格化することで、一般市民の生活収入を増やし、貧困から立ち直らせるには食料となる作物の栽培が必要である。

「かなり大きな必要性の一つ、しかし、いつも手付かずにされる問題は、カランガッサム県の広い土地がありながらも乾燥したその土地の利用であり、乾燥に耐え得る作物の栽培である。効果のある技術を使って改良すれば、十分な食糧を収穫できるし、最も確実な進歩の政策である。」と述べた。

同県秘書ムルヤディ氏は、自然の地形から見て、およそ92%の土地が乾燥地帯であり、残りわずか8%が湿地だと説明した。「日本からの農業専門家の方々の参加に感謝する。既にカランガッサム県と日本の筑波との協同組合が実現している。今回のカランガッサム県への日本の資本投資に我々は協力するが、農業事業に限る。他の事業、例えば、病院の設立やベッドはもう十分であるからだ。」と述べた。

インドネシアで農業専門学科の教授であるデデン博士は、カランガッサムの乾燥した、しかし、広大な農地を農業技術と知識を持って改良し、農作物を栽培していく事に、大変興味があり賛同すると述べた。「乾燥した土地を利用して、農作物の収穫を向上させると言うのは、住民に必要な計画であり重要な政策、つまり、①農業に適した乾燥した土地の識別 ②即戦力となる乾燥した土地の改良法と技術の選択 ③技術集約的な乾燥地管理の普及 ④広い意味での乾燥した農地研究の向上 であり、稲作、牛の飼育、果実の栽培、バランスよい農業システムなどに取り組むことが大切だ。」と、デデン博士。

会議の後、二国の農業専門家らは、ナンポ村の実際の土地の様子を視察に出掛けた。


via Antara Bali



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