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伝統儀式『バニュピナル』、未明からサヌール・ビーチは混雑


29日、バリ島は‘バニュピナル’の日を迎え、サヌール・ビーチには未明からヒンドゥー教徒らが大勢訪れ、数千人が海の水で浄化の儀式を行なった。彼らは、夫婦で、家族で、友人と共に、また、ボートを漕ぎながら水を浴びた。


「ああ、ここは未明から混雑していた。供え物を持って、腰布を巻き、ここで祈りを捧げてからビーチで行水する。」と、バリビーチ前で物売りをしているヴェラ氏。
皆、腰布に帯を巻き、海の水を浴び、体を海中に沈め、顔を洗い、バニュピナルの浄化を行うのだ。それから、個々に供え物と線香をもって砂浜に座り、海に向かって祈りを捧げる。


このバリ暦上の‘ウク シンタ’の日は、ヒンドゥー教徒は210日からなる暦のバリの新年となる。この日は、海・湖・川などの水の水源となるところの水で、自身を浄化するのだ。

バニュピナルの日は、学問の神サラスワティを讃えるサラスワティの日の翌日に訪れる。バニュピナルとサラスワティは、深い関係性がある。サラスワティの日は、生きる為に学問が大きな役割を果たすという結果論から、その日は一日、"善良な休憩"を行うと例えられる。一方、バニュピナルの日は、学問をもって日々を過ごす生活に戻る前に、身を清めるという意味がある。

何故なら、この日がバリのウク暦の新しいスタートになるからだ。学問や知識に感謝し、それを遂行していく日々を迎える為に清めの儀式をする、最高にふさわしい一日なのだ。


via Tribun Bali



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