Powered by Blogger.

アチェ州からのオランウータンの赤ちゃん3匹の密売を阻止


アチェ州からのオランウータンの赤ちゃん3匹の密売が、リアウ州警察特別刑事部により失敗に追い込まれ、無事保護された。密売に関わった3人の容疑者は、この保護動物を1匹に付き2,500万ルピアで売る予定であったことが明らかになった。

この密輸業者は、アリ・アーマッド(53)、アワルディン(38)、 カイリ・ロザ(20)3人。リアウ州警察広報課課長グントゥール氏は、ナングロアチェダルサラム州出身のこの3人の住人が、生後6-9ヶ月と思われるオランウータンの赤ちゃんを売ろうとしていたと、説明した。

7日にこの3人を逮捕し、容疑者らは、タミアン郡ロコー村から雄1匹、雌2匹を、それぞれ500万ルピアで購入したという。

「プカンバルで1匹に付き2,500万ルピアで売ろうとしていた。我々は現在、アチェで最初に容疑者に売ったという販売人、及び、プカンバルの購入予約者を追跡中。警察は、この3匹のオランウータンの保護を、世界自然保護基金(WWF)に協力を要請した。3人の容疑者らは、拘束され取り調べを受けている。内、1名はアチェで教師をしている民間公務員である。」と、グントゥール氏


リアウ州WWF野生動物に対する犯罪防止調整課オスマントゥリ・アベン氏によると、これまでリアウ州は、密輸に便利な位置関係にある土地ということで、絶滅危惧種の売買の中継地点であったという。「リアウは、各州からのシンジケートが関与する、絶滅危惧動物の売買の寄港地となっている疑いが強いと思われる。ここから、各国へと売られるのだ。彼らは、確実にリアウにネットワークを持っている。そうでなければ、どうやって安全にここで取引ができるのか。」とアベン氏

アベン氏は、リアウ州警察に対し、その絶滅危惧動物の密売シンジケートを早急に明らかにするよう要請した。何故なら、スマトラ島のオランウータンの数は3,500頭で、その大部分はアチェ州に生息しているからだ。

この数字は、毎年減り続けている、と同氏。


via Merdeka.com



みんなでつくるバリ島のブログランキングバリブロへ
バリブロのブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。

0 コメント

参加ユーザー

ブログ アーカイブ