移民総局は、インドネシア事業家が海外に行く為の、簡単なサービスを提供するプログラムを遂行している。それは、‘APECビジネストラベルカード’
(ABTC)と言って、アジア太平洋地域の19カ国に出入りするインドネシアの事業家が、目的の国の大使館でビザの手続きすることなく、ABTCを所持しているだけで簡単に出入り可能というものである。
対象となる19カ国とは、オーストラリア・ブルネイ・チリ・中国・香港・日本・韓国・マレーシア・メキシコ・ニュージーランド・パプアニューギニア・ペルー・フィリピン・シンガポール・台湾・タイ・ベトナム・ロシアである。ABTCを持っているだけで、事業家は90日以内であれば、ビザ無しで滞在が可能だ。
人権・法務省移民局システム技術総局局長サルノ・ウィジャヤ氏は、「このプログラムは2004年から適用されている。取得条件は難しいものではないが、このカードを作成する事業家は残念ながらまだ少ない。」と述べた。
企業からの申請書へ記入、そして、インドネシア経営者協会(APINDO)の推薦書、最低5億ルピアの貯金があるという銀行からのリファレンス、6ヶ月以内にビジネス目的で旅行した証明が必要だ。その他、出入国許可手続き料250万ルピアを支払う。
サルノ氏によれば、カード発行まで5-6ヶ月かかるという。旅券発行より時間はかかるが、事業家が得るものは大きい。例えば、このカードがあれば、19カ国での出入国手続きが早く、長蛇の列に並ぶ必要が無い。有効期間は5年間である。
このシステムは、商業と資本投資の部門で大変必要とされる、時間と効率の良さに対する回答となると、サルノ氏。
via bisnis.com
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