ボロブドゥール保護センター(BKB)は、5,000万人が訪れる毎に1.8cmに達するボロブドゥール遺跡の石の摩耗防止に関して、研究をし続けている。
対策の一つは、このシャイレーンドラ朝の遺跡に登る時に、観光客には専用のサンダルを履いてもらうというものだ。
ボロブドゥール遺跡階段保存研究チーム職員ブラマンタラ氏は、1984年から2007年までの、遺跡の東面の減り具合は、2.2cmと述べている。これが、復元の時点で想定されていれば、この二つの遺跡の石は、無傷のまま減る事はなかっただろう。その他の面、南・西・北面でも、磨耗は4.6cmに達している。
ボロブドゥール遺跡階段保存研究チーム職員ブラマンタラ氏は、1984年から2007年までの、遺跡の東面の減り具合は、2.2cmと述べている。これが、復元の時点で想定されていれば、この二つの遺跡の石は、無傷のまま減る事はなかっただろう。その他の面、南・西・北面でも、磨耗は4.6cmに達している。
「我々の計算では、想定5,000万人の訪問者で、一人の訪問者の体重を平均で60kgとすると、減り具合は1.8cmに達する。」と、同氏は説明した。また、彼らによる算定式もあるという。
「磨耗は、まだミリメートル単位のわずかなものだが、今後も我々は研究し計算していく。」と、同氏。石の表面の磨耗率は、東面ではかなり危ない状況だ。英国式振り子抵抗機では、34 BPRに達している。33 BPRという数字になれば、石表面のすべりやすさが増す。
「遺跡の床面の石は、現在既に48-50 BPRに達している。通常、新しい石の強度レベルは67-70 BPRと言われる。もし、33以下になれば、観光客がすべり、転倒する原因になりやすい。」と、ボロブドゥール保護センター出版物に関する作業部会の議長は述べた。
via Tribun Bali
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