南ジャカルタ東テベット通りの一角で、毎晩人々が行列を作る辛いナシゴレンレストランの一つが、最近、ホットな話題となっている。人々は、この西ジャワ出身のナシゴレンを満喫する為には、1時間の行列も苦ではない。何処でも売っているナシゴレンの中で、トップに躍り上がった大辛の味だ。この味は、若者にもお年寄りにもうけている。
ナシゴレンは、インドネシアのあらゆる地域、どこでも見受けられる料理だ。ジャカルタでは、プテ豆入りナシゴレンから始まり、干し雑魚、鶏肉、ヤギ肉入りなど、色々な味のナシゴレンに出会える。しかし、ナシゴレンの美味しさと風味の裏には、華商がインドネシアに渡った経緯がある。
東南アジアでナシゴレンが知れ渡ったのは、はるか昔からの事だ。その新しいメニューがインドネシア各地に入ってきた時に、作り方が変わった。多くの人々が、ナシゴレンは中国の食文化の幾つかの要素を含んでいるという。中国人は、冷えた食べ物を口にする事を好まないし、残った食べ物を捨てる事も嫌がる。それで、冷や飯を料理しなおして、再度食卓に乗せる。
ジャカルタだけでも、様々な味のナシゴレンがある。その内の一つ、スタール氏の売っているナシゴレンは、通常、中央ジャカルタのメンテン通りにいる。1985年からナシゴレンを売り続けているという。スタール氏は、ナシゴレンが中国の人々から伝えられた事を知っている。ナシゴレン以外もだ。氏もナシゴレンの他、これこそ中華と思われる料理、クイティアオ(麺)・野菜とスライスした魚肉ボールを加えて炒めたチャプチャイなども売っている。
via Merdeka.com
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