南デンパサールの小学校に通う4年生の女児、Hちゃん(10歳)は10日、両親と共にデンパサール管轄警察署SPKTを訪れた。両親は、娘の身に起こった事件を報告しに来たのだった。
父親のムラー氏(32)は、8日はいつものように10時半頃、Hちゃんは自転車をこいで、スダップマラム通りを通って学校へ向かった、と明らかにした。
Hちゃんは、約15分かけて学校に到着する。自宅から学校までは3kmほどあり、やや遠い為、両親はHちゃんに自転車を買い与えたという。
家から出発して数分後にその通りで、背が低くがっちりした体の男が、声をかけたという。身元の知れないその男は、Hちゃんに葉っぱを集める手伝いをするように言った。Hちゃんは、学校へ向かって急いでいた為、男の言い分を断った。しかし、Hちゃんが断ったことで、逆に男が怒り出した。
男はそれから、Hちゃんの口を手で押さえ、通りから中へ入る田んぼの方へ向かって、約4mほど引きこまれた。偶然にも、4年生のクラスでは学校で空手を習っていた経験もあり、男の手荒い行為に、Hちゃんは懸命に抵抗した。口を覆った男の手に噛み付き、足を蹴り体を押しやったという。
自由になったHちゃんは、自宅へ逃げ帰り親に報告した。Hちゃんは、怖い体験から重いトラウマにかかっているという。
この事件は、デンパサール児童擁護委員会にも報告されており、警察と共にこの犯人逮捕の為、付近の住民から証言を募っている。
via Tribun Bali
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