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エンジェリンちゃん殺害事件、初公判


22日、エンジェリンちゃん殺害事件の初公判が行なわれた。

マルガレイ被告に対し裁判を執り行う裁判官は、エドワード・ハリス・シナガ裁判長を筆頭に、イ・ワヤン・スカニラ裁判官、及び、アグス・ワルヨ・チャージョノ裁判官である。


法廷は、傍聴人で満員となった。初公判は午前10時05分から始まった。マルガレイの2人の実子、クリスティン、及び、イヴォンは、午前11時頃、初公判を傍聴するため裁判所を訪れ、そのまま公判の行なわれる部屋に入った。

公判では、検察官がマルガレイ被告に対し、起訴状を読み上げた。マルガウェイは被告人席に着席し、検察チームによって起訴状が読み上げられている間、頭を垂れ泣き続けていた。

一方、被告人アグス・タイ・ハムダマイに対する裁判は、マルガレイ被告とは別の部屋で行われ、イ・クトゥ・ワヌグラハ裁判長を筆頭に、マデ・スクレニ裁判官、及び、アッマド・ペテン・シリ裁判官が担当した。

初公判前日の21日、アグス被告の弁護士ホットマン・パリス氏は、委任状を提出するために裁判所を訪れた際に、「アグス被告はマルガレイ被告から2億ルピアは受け取ったことがないし、要求もしたことがない。2015516日、エンジェリンちゃんの遺体を包み、埋めることを手伝ったのは、仕事を辞めさせられるのが怖かった。アグス被告の実家は貧困家庭であり、当時、アグス被告はバリに来てまだ2ヶ月だった。エンジェリンちゃんの殺害現場は、マルガレイ被告の部屋の中であった。」と述べた。また、一人のお手伝いが、雇用主の部屋の中でその子供を殺害する事はあり得ない、と同氏。

一方、マルガレイ被告の弁護団は、審理前から裁判を速やかに執り行うことを要求していた。これは、マルガレイ被告の無実を弁護する法的手続きを早める為、弁護チームの準備が揃った事を示した。


via Tribun Bali





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