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蒸気パイプ破裂、豆腐製造作業員が大火傷


アーマッド・バドゥルス氏(25)は、タバナン県ダルマクルティ病院救急ユニットのベッドに横たわっていた。全身を包帯で覆われている。

バドゥルス氏はこの1年、タバナン県コドック市場のムハマッド・サイド(32)氏所有の豆腐製造工場で働いていたが、豆腐製造に使っていた蒸気パイプが破裂したことで火傷を負ったのだ。体だけでなく、顔にまで火傷をしている。水を飲むのも、ストローで飲むしかない。

病院職員によると、被害者は全身のほぼ80%を火傷し、そのため皮膚が剥がれてしまっているという。

工場所有者ムハマッド・サイド氏は、この製法をはじめてから11ヶ月だと説明した。「朝9時頃、台所にいたらまるでオートバイのタイヤがパンクしたような音がした。」と同氏。
その音を聞いて、サイド氏は音のした方を見たところ、バドゥルスが工場の床に倒れていた。豆腐製造過程に使っている蒸気パイプからの蒸気で、体が真っ赤になっていたという。

サイド氏は、パイプの破裂の原因はパイプが詰まった為ではないかと見ている。何故なら、蒸気が出ずにドラムが焼けていたからだ。破裂によって噴出した蒸気が、その場で一人で作業していた被害者の全身にかかった。

怪我は、バドゥルス氏だけではなく、サイド氏の親であるマッタリ(67)氏、および、いとこのユリアント氏らの頭部にも及び、同病院にて治療中である。


via Tribun Bali



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