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ペジェン村の‘生物多様性と芸術’


ギャニャール県ペジェン村は、近年様々な面での豊かさを見出している。これらは、‘生物多様性と芸術’と名付けられたイベントで要約された。ペジェン村にこれまであった、或いは、これからあるだろうものを知る為に、地図に記すというものだ。

「全ての住民が生物多様と芸術の源を知っているわけではない。」24日、ペジェン村長チョコルダ・アグン・クスマユダ氏は述べた。

地図の書き込みには、5ヶ月かかった。ペジェン村はようやく、この村の可能性を発展させる為の‘生物多様性と芸術’プログラムを開始したのだ。

幾つかのバナーは、ペジェンのプナタランサシ寺院に展示してある。これらは、10世紀頃からの村の様々な豊かさの可能性を描いている。その内の一つ、最も長いバナーには、ペジェン村が所有していた53種の鳥類、9つの哺乳類動物、7つの爬虫類動物、67の寺院、30種の植物、6つの川、10の水源を詳しく記している。

「村の持つ可能性は、住民に知られる。その内、住民らはこれがまだ記されていない、などと発言して来るに違いない。このような意見を取り入れることで、我々はまた動き出すことになる。」とチョコルダ氏。

この積極的なプログラムを発展させ、維持する為の3本の柱がある。それは、写真撮影グループ・技術グループ・有機農家グループだという。ほとんどがこれらに属するが、ここにはペジェン村の経済を強化する機動力となる若者らもこれに所属している。

可能性を記した地図は、基本的に、村が独立して構築される為、また、村の資産を守る目的がある。資産とは、土地や田畑を定義するばかりでなく、物語・動物・植物や、現地の美味い物の調理法までもを指す。

「これら全ての資産を集める事を試みている。我々は、この可能性の地図を見て、一つの村としてしっかり独立していける事がわかり、これらのデータを信じることができる。我々の村の資産を守っていきたい。」と、同氏。

ギャニャール県知事アナック・アグン・グデ・アグン・バラタ氏は、「このペジェン村のプログラム‘生物多様性と芸術’には驚いた。村の可能性を記した地図の展示は、村の内外住民にとって有効な情報源となるだろう。この活動を誇りに思う。将来的に有用な開発を策定する為の凄い資産となるだろう。」と述べた。


via Tribun Bali



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