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バリ動物園、ジャワ・ヤマアラシを自然に還す


バリ動物園は、珍しい動物とされている‘ジャワ・ヤマアラシ’10匹を、タバナン県プネベルの自然の森に還した。

「我々は動物、その内の一つであるヤマアラシの維持保全の為、彼らが子孫を繁栄し次の世代を作ること、生態系のバランスを保つことを望んで、自然の森に還した。」14日、タバナンで、バリ動物園宣伝広報課長エンマ・クリスティナ・チャンドラ氏は述べた。

このヤマアラシ、ラテン名‘ヒストリクス・ジャワニカ’は、タバナン県の北に位置する、プネベルにあるブシカルン寺院の周辺に放された。10匹のヤマアラシの内訳は、7匹の雄と3匹の雌で、体重は6-15キログラム、年齢は6ヶ月から3歳までである。放された全てのヤマアラシは、2002年から保全目的で育てられたものである。

バリ動物園職員、及び、天然資源保全機構職員、アニマルレスキューセンターは、保全の取り組みとして、インドネシア固有動物を森に放す活動に共に立ち会った。これは、人間の勝手な狩猟によって、急激に数が減った動物種を維持するための努力の現れである。

ジャワ・ヤマアラシは、絶滅に瀕した哺乳類の一種で、法律で保護されるべき動物と位置付けられている。「保全機構として、我々は動物を数十匹まで増やした。その一つがジャワ・ヤマアラシだ。」と、同氏。

将来的に、このように増殖に成功した動物は、自然に還していきたいと述べた。


via Antara Bali



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