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ゲンゴンを演奏するウブドの若者 -1947年-


‘ゲンゴン’は、大昔から伝承されてきた楽器のひとつである。ゲンゴンは古い楽器で、小さく簡素な形をしている。それでも、どこへでも持ち運びが簡単なこの楽器を奏でるには、アコースティックで複雑なテクニックを要する。

ゲンゴンは、魅力ある楽器のひとつである。この楽器は、エナウ椰子の葉(バリ語ではプグプグ)からできており、長さ16cm・幅2cmの長方形で、中央に12cm程の長さの切込みが入っている。楽器の右先には紐を通す穴があり、紐の先に17cmの細い竹の棒が結んである。一方、左先には演奏するときに持つために布が結ばれている。

元々ゲンゴンは、単独で演奏する楽器に見える。ゲンゴン演奏者は、好みのメロディーを創作することで、その演奏者の能力が示される。ゲンゴンは、田んぼでの農作業の合間に手を休め、疲れを紛らすために、或いは、家で、或いは、好きな女の子の気を引くために、スリン(竹製縦笛)のように、農民によって演奏されたものだ。

ゲンゴンは、バリバリハンと呼ばれる芸能の役割を持つ。庶民の余興として楽しまれるものだ。ガムラン・ゲンゴンは、結婚式の時、新郎が新婦を迎えに行く場面、或いは、供え物をする場面で演奏された。

強くゲンゴンの伝統を維持している村は、ギャニャール県バトゥアン村である。


via Sejarah Bali


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